Home > 飲食関係 > ポルコロッソ

2011.11.06

something new


「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
しばらく行ってない間に、そこはすっかりフォースの暗黒面に席巻されていました^^;
ベイダー卿の息遣いがコーコーうるさい、うるさい(笑)

シャッポも脱げるよ。ってか?(笑)
それにしても、この手のフィギュアはキャラクターの造形はよく出来ていても、
人物の顔はよろしくないことが多いのだけれど、これはなかなかいいんじゃないでしょうか。
全部、このレベルにあれば僕だって揃えたい・・・。
・・・ん?ちょ、ちょっと、その背後に見えるのは!ベイダー、邪魔だ!どけ!

紛うこと無き、デ・シモーネのベルでした。これも初めてだと思うのですが。
てか、シェフも間違ってね?自慢するならこれの方だろと思うのですが^^

こういうのを食べさせて頂きました。

こういう、ポルチーニのパスタも食べさせていただきました。

2011.03.11

Puntarella


先日、シェフに変わった野菜をいただきました。
あのー、嬉しいんですが、残念ながらウチは店じゃなく、一般家庭なので・・・(笑)
この写真は、ワトム農園で栽培されたプンタレッラです。
チコリの一品種であるカタローニャという葉野菜の茎の部分をさすそうです。
生で齧ったら、瑞々しいけどホロ苦かったですね。
これを使ったホロ苦いサラダは、ローマの早春の味覚だそうです。

これが花の茎の部分です。
どうやら、これが伸び切ったら終わりのようで、旬の短い野菜ですね。

で、うちに持ち帰って、サラダになりました。
白髪ネギのように縦に薄く裂いたり切ったりします。
これを冷水につけると、端がクルリと巻きます。HOW TO GO ですww
写真のトマトで仕切った左側がワトム農園、右側がローマ産です。
本場が良いかというと必ずしもそうでなく、生鮮野菜ですから(笑)
苦みやシャキシャキ感、瑞々しさ、全てワトム農園産が優りました。
僕は苦味は苦手ですが、これはおいしかったです。
まだ高級野菜の部類ですが、宮城県や群馬県では量産に入ってるようで、普及するのが
楽しみです。

シェフからドレッシングはバーニャカウダと聞いたので、これを。
オリーブオイルとアンチョビーが混ざっています。

このサラダに、ごはんは合わないだろうと、この日の夕食はガーリックトーストとパスタ。
あと、エビとホタテの香草パン粉焼き。

シェフ、こういう野菜なら、一般家庭でも大丈夫です!(笑)ありがとうございました。

2011.03.10

Testaroli


先週の金曜日に土産話を聞きに「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
ま、土産話だけじゃなく、おみやげをいただいのですが(ありがとうございました)。
お店の入口横には、このようなものが飾ってあり、明らかにヴェネツィアの謝肉祭
(カルネヴァーレ)帰りです(笑)

これはシェフ御一行が訪れた「Ristorante Dall’Amelia」で出された料理をカズくんが再現して
くれたものです。このお店は、シェフがヴェネツィアで働いていたお店で、僕も連れて行って
もらったことがあります。
===⇒  Ristorante Dall’Amelia
海老のグリルポテト添え。ソースもエビです。
まるでフレンチのようなお皿です。カズくんは、イタリア料理界のウジェーヌ・ドラクロワに
なるかもしれません。
ん?味?そりゃ旨いに決まってるでしょ。多分、Ameliaより旨いよ。

「変な皿が増えてるな」と思い近づいてみると、それは皿ではありませんでした。
イタリア最古のパスタ「テスタローリ」だそうです。
リグーリア付近でポピュラーですが北トスカーナの伝統的な郷土料理のようです。
これがパスタかと云えばどうなんだって感じですが、焼きパスタみたいなもんでしょう。
Testi(テスティ)という丸い型に流し込んで焼くらしいですよ。
一度、食べてみたいものです。

2011.02.18

DI DOCCIA


土曜日に「La Antica Casa」(時代屋)へ行った時に、こう云うものも出てきました。
ムール貝のスープ。簡単そうに出てきましたが、絶品です。
あっさりしながらも、コクがあって味に深みのあるスープでした。
「La Antica Casa」の真骨頂と云うか何と云うか、丁寧な時間をかけた仕込みをしているんで
しょうねぇ。こういうのをベースにしたコース料理を食べられる客は幸せです。
やっぱり、このシェフは只ものじゃなく、偉い人なんです。
でも、こうやって料理が出て来る時は、料理より器の自慢をしたい時です、きっと!
偉い人なんですが、いつのまにかこういうもんを仕入れてしまうのですよ(笑)

写真では、どうしても金彩が綺麗に出ないのですが、エメラルドグリーンに映えています。
底にはRichard Ginoriのスタンプと共に「MANIFATTURA DI DOCCIA Florence」と刻印されています。
リチャード ジノリ開窯の地であるフィレンツェの近郊ドッチア工場で製造されたもので、
ハイカテゴリーな作品であることを示すと共に、ジノリの誇りを表しています。
スープカップとソーサーが揃って美しいです。

と思ってたら、次々とデミタスカップ&ソーサーが出てきました(笑)
何だ、こりゃ?(笑)圧巻です。すべて同じシリーズで揃ってます。お見事!
お見事だけど、いつのまにこんなもんしいれてるんですか、シェフ(笑)

折角なので、このカップでエスプレッソを淹れていただきました。
うーん、いい感じです。これは、ちょっと幸せかも。
こういうので楽しめるのも「La Antica Casa」(時代屋)の魅力ですね。嬉しい。
と、思ってたら、2杯目は金彩の凄いので、出てきました。
これは完全にハンドペイントでしょう。参りました。
てか、Toshiさん、どう思う?このコレクション?(笑)

2011.02.16

Finocchio


土曜日は、ちょっとチョコを携えて、「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
写真は、「タコとフィノッキオのサラダ仕立て」です。
一見、セロリのようにも見えるフィノッキオですが、ノープロブレムです(笑)
セロリのようなふざけた野菜ではありません!(セロリ大嫌い)
爽やかな味で、甘味もあります。ちょっとライムを絞ったシェフのセンスを讃えたくなる
逸品です。美味しかったです。

これがフィノッキオです。原産地は地中海沿岸です。
葉先と種は香りづけに用います。フェンネルですね。
基部の方は、丸かったり長かったりするのですが、丸い方が柔らかいので生で食べます。
長くなると繊維が固くなったりするので、火を通すのもありだそうです。
フェンネルはシチリアでもよく使われますが、我が故郷トスカーナでは、サラミにも用い
「フィノッキオーナ」の特徴づけにも使われます。以上、長本和子女史の受け売りでした(笑)
さて、このフィノッキオですが、こんなもん輸入したら、超高級野菜になってしまいます。
実は、この野菜は福井県のワトム農園で栽培されています。
====⇒ ワトム農園
空をこえて~♪ほーしーのかなーた♪ 鉄腕ワトム農園です。
いや、なんでワトムって名前かと知ってしまうと、鉄腕ワトムでもアリかと思って
しまいますよ(笑)

とにかく、ありがたい農園です。これからもよろしくお願いします。

写真は「白トリュフとインカのめざめのラビオリ」です。
ラビオリからトリュフ香りが漂います。インカのめざめじゃ、甘いんじゃないかと思いましたが
それほど甘味は感じず、旨みが醸し出す甘味の方が勝っています。
まぁ、見た目の通り、めちゃくちゃおいしいです(笑)
関西在住の悔しがる人、多い筈です(笑)
シェフは、昨今のイタリア料理でインカのめざめが、もてはやされてる風潮に辟易している
ようですが、どうしてどうして(笑)
他にもあるのですが、長くなるので後日。
それより、今思い出しけど、ヴェネト産のホワイトアスパラ入荷してたのに食べるの忘れた!

2011.02.07

Ornellaia Le Volte


Terrerare Carignano del Sulcis 2005 Riserva
テッレラーレ「カリニャーノ・デル・スルチス」リゼルヴァ
先日、おはまさん達と「La Antica Casa」(時代屋)で飲んだワインです。
赤ワインを2本飲んだのですが、これはtoshiさんが帰国していた時に飲んだワインと同じです。
あの時は僕は飲んでなかったから。下戸とは雖も、自分が飲んでないワインのことは書けません。
で、これはサルディーニャのワインです。カリニャーノ種で作られています。
色はルビー色ですが褐色がかっていました。甘い香りがします。
タンニンはありますが目立ちません。なめらかで、非常に飲みやすいワインだと思います。
裏のラベルには「まろやかで複雑さのあるエレガントな赤ワイン」と書かれてましたが、
エレガントと云うより繊細さを感じるワインです。南イタリアのイメージと少し違って高級感の
ある抑えが効いてます。これでこの値段。コスパ抜群ではないでしょうか。

Le Volte 2008 Ornellaia レ・ヴォルテ2008[オルネッライア]
最初に飲んだテッレラーレも素晴らしかったのですが、こちらは更に素晴らしいワインでした。
それもそのはず、あのオルネッライアのサード・ラベル相当らしいです。
非常に濃いガーネット色と云えば良いのでしょうか。ベリー系の果実香が豊かです。
サンジョヴェーゼ50%。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンらしいのですが、バランスが
良いのでしょうか、もう本当においしい。本当に素晴らしいワインです。
僕なんかにとっては、スーパータスカンです(笑)
値段を見ても、このワインでこの値段なら、絶対に買いですね。
あと、僕が思うに、このレ・ヴォルテもオルネッライアの裏付けがありますから、今後値段が
上がるんじゃないでしょうか?テッレラーレのワインもその可能性を秘めていると思います。
しばらくは「La Antica Casa」(時代屋)に常駐している筈ですから、ぜひお試しください。

2011.01.31

Buon Compleanno!


土曜日は、おはまさんとしんめいさんと一緒に「La Antica Casa」(時代屋)へ。
別口の友人も誘い計7名で楽しんできました。
最初の皿は、鴨とフォアグラのパテ。旨い。
こういうのに僕は弱いのですが、それにしても美味しかったです。
横に添えられたマルメラータも合いますね。

二皿目の前菜盛り合わせです。
時計回りにイワシのマリネ、ヤリイカのカルパッチョ、カプレーゼ、サーモンです。
あ、真ん中に紅芯大根とカラスミがありましたね。
モッツァレラはブッファラ、水牛です。ナポリの白い肌ですww

三皿目。あ!いつの間に!
ロワール産ホワイトアスパラガスのグリル。今年、初入荷。初物です。
聞けば、当日入荷した模様。おはまさん、ラッキーやったな(笑)
アスパラの下にはポレンタと、トスカーナ産生サラミが添えられています。
ポレンタは、トウモロコシの粉ですが、見た目以上に手間がかかっている筈なので、
皆さん、心して食ってください(笑)
あ、トリュフも添えられてました。忘れるとこやった。これ重要。
京懐石では、走り、旬、名残りが一会となるべく工夫されます。
この走りのホワイトアスパラと名残りのトリュフの皿は、一瞬の刹那を表しています。
(知らんけど)
では、長くなるので、以下畳みます。
(続きを読む…)

2011.01.26

リーデル・エスプレッソカップ


先週土曜、toshiさん達と「La Antica Casa」(時代屋)へ行った時は、僕は自動車だったので
ワインをひと口も飲んでません。ちょっと残念でしたが、今週末も行くので、オルネッライアの
レ・ヴォルテは、ぜひ飲んでみたいと思います。
そう云う訳で、今回もエスプレッソをいただきましたが、どんなilly collectionが出て来るかと
思いきや、度肝を抜かれました。一見、何の変哲もないガラスのカップ。
そのソーサーには、Riedelの文字が!(写真右)

リーデル(Riedel)エスプレッソカップ・ペア
出てるんですねぇ。あのリーデルのエスプレッソ・カップ&ソーサー。
知りませんでした。
てか、耐熱無理だろ!と思うのですが、24%以上の鉛を含み、耐熱性能を100℃にまでした
クリスタルガラスだそうです。さすがに耐熱容器ではないため、急激な温度変化は無理だそう
ですが、沸騰したお湯でもノープロブレムです。
カップが振動しないよう、ソーサーにはカップの持ち手部分に凹みを作ってあります。
ガラスの熱伝導を考慮し、熱くて持てないことのないように持ち手のデザインが工夫されてます。
まいりました。リーデルの叡智が注がれたエスプレッソ・カップ&ソーサー。
僕は、この値段なら高くはないと感じます。

2011.01.25

Salvagno “Nuovo”


土曜日は、「マドリードだよ」のtoshiさんが帰国していたので、友人も集まって
「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
てか、同じ書きだしで書いてから、まだ1ヶ月ぐらいのような気がする(笑)
toshiは、帰国せずに新宿辺りに潜伏していたか、実家で年を越したんじゃないだろうか?(笑)
そのような詮索はさておき、写真左はハモンセラーノ。手切りですね。ハモンセラーノは
スライサーを使わないにかぎりますが、忙しい中、大変でしょうね。
しかも、この生ハムは、いつものハモンセラーノと違う感じがしました。熟成方法か期間かな?
次に行った時に確認したいと思います。
写真右は、何の変哲もないピッツア、マルゲリータですが、何の変哲もないことはなく、
ちょっと変わりました?トマトのフレッシュ感がビシバシきてます。
まぁ、美味しいのは、相変わらずです。

先日のシェフのコメントにあった通り、「ロミジュリ!」と合言葉を伝えたら、
こういうものが人数分サーブされました。
僕はイタリア料理に関しては浅い知識しか持ち合わせませんが、どこの世界にこういう形で
ノベッロのオリーブオイルを試飲できるリストランテがあるでしょうか?(笑)
たぶん、この店だけです(笑)

イタリア/ベローナ産:『サルバーニョ』エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル
イタリアのヴェネト州ベローナ産の有機栽培オリーブの実から搾られるオリーブオイルです。
昨年秋に収穫して、ノンフィルターで搾られ瓶詰めされたものですね。南方だともっと早くから
出回り日本にもやってくるのですが、これは今年になってやっと入って来たもので、
何だかそっちの方がリアリティを感じます。
香りが良く、まろやかです。クセが強くないので何にでも合うと思います。
写真でも解るようにノンフィルターの割に濁りが少ないように思えます。
黄金色ではなく、若々しいレモンイエローに近い発色だけでも、酸化してない様子が解ります。
普通にイタリアの新オリーブオイルは、ワインと同じくnovello(ノヴェッロ)と呼ばれますが
このサルバーニョはnuovo(ヌオーヴォ)と称しています。どっちでもいいけど(笑)

写真左は「なばな」のグリル。これだけ茎が太くても、熱を加えることで柔らさと弾力が出ます。
マドリッド在住のtoshiさんに「『なばな』ってのは『菜の花』と同じか?」と尋ねられ、
自信満々に「そうだ」と答えた僕ですが、この写真を見るにつけ、違う気がしたので調べました。
・・・別物です(笑)まぁ、どっちも油菜(あぶらな)科の緑黄色野菜ですから(笑)
「なばな」の方が「菜の花」よりも少し早めに市場に出回り、葉の緑色も濃いようです。
この「なばな」のグリルが本当に美味しくて、みんなに好評で、シェフが気を良くして出して
くれたのが、写真右の「タルディーボ」のグリルです。そりゃ、旨いです(笑)
そして、この2種類の野菜のグリルの旨さを、先ほどのオリーブオイル「サルバーニョ」が
高めてくれたことは間違いありません。そりゃあ、「タルディーボ」も多分「サルバーニョ」と
同じヴェネト州ベローナのモノですから。(・・・違うかな?)

「タルディーボ」のグリルの皿は、生に近いもの、弱く火を通したもの、よく火を通したもの
の3つの焼き加減でサーブされました。素晴らしく細やかな心遣いと云うか、すごく解りやすい
です。でも、こうやって無意識のうちに啓蒙されているんです(笑)
写真右が生の「タルディーボ」です。赤チコリ、ラディッキョの品種ですが、トレヴィスと
云った方が通るのかな?その中で「トレヴィーゾ」と云った種類に分類され、早生種が
「プレコーチェ」、晩成種が「タルディーボ」です。
そういや、toshiさんは僕に「タルディーボ」の綴りを尋ねて来たけど、それも間違ったまま
教えてしまいました。僕は「タルティーボ」と発音してたから(笑)
正しくは「tardivo」です。toshiさん、直しておくように(笑)

2011.01.20

guido castagna


先日、「La Antica Casa」(時代屋)でいただいたチョコレート。
ピエモンテ州トリノのショコラティエ「グイド・カスターニャ」のチョコレートです。
世界で最も予約が取れない三ツ星レストランと云われる、スペインの「エル・ブジ」が採用し、
ガンベロロッソのジャンドゥイオットのチョコレート部門で第1位。
ガンベロロッソで星を受けた唯一のチョコレートです。
イタリアのスローフード協会指定でもあります。
====⇒   guido castagna
このチョコが日本に入って来るとなると、業界を席巻するかもしれませんね。
さすが、「La Antica Casa」!さすが「サンヨー・エンタープライズ」!(笑)
では、「guido castagna」を100年前からマークしていた、敦賀担当ゴーミョーが、
紹介させていただきます。(大概にせんと怒られるな・笑)

まずは、バー。板チョコです。結構、容赦なく固かったです。
上のカケラが「Tavoletta Gianduja」。
ピエモンテ産ヘーゼルナッツがたっぷり入ったミルクチョコレートで、確かに口どけ感がいいです。
下のカケラが「Tavoletta Extra Fondente」。
エクアドルとベネズエラのカカオが61%でブレンドされているらしいダークチョコレートです。
ミルクを使わずノーコレステロールでカカオ6割なんですが、バランス感がよく、食べにくさを
感じません。一応ビターですが、マジ旨い。こっちがお薦めです。
どちらも、口溶けの感触がいいです。これはゴディバ以上ですね。

スプレッドチョコです。
スプーンに乗せた辺り、シェフは「エル・ブジ」を意識しているようです(笑)
これは「Gianduja cream CQ」。ヘーゼルナッツ12%のジャンドゥーヤクリームです。
ダークですが甘く、滑らかで、クリーミーなスプレッドです。

これは「Gianduja cream +55」。ヘーゼルナッツ68%のジャンドゥーヤクリームです。
これもノーコレステロールです。
プロ用で、これこそが「エル・ブジ」が使っているスプレッドチョコレートです。
どちらのスプレッドもパフォーマンスを感じますが、これはやはり加工されるものですね。
こうやって直接食べると解りやすいですが(笑)

そして、これが「ジャンドゥイオット」。
レッド、クリオロ、ベネズエラチュアオのカカオ豆とピエモンテ産のヘーゼルナッツ40%らしいです。
ノーコレステロール!チョコの街トリノでも絶大な人気を誇るようです。
確かに美味しい。砂糖を入れないエスプレッソと合わせて絶妙でした。
この「ジャンドゥイオット」と「Tavoletta Extra Fondente」は容易に入手できるようになると
いいですね。そんじょそこらのフランスのショコラティエは、ぶっ飛ぶでしょう(笑)

2011.01.18

紫大根


エスプレッソを飲みに「La Antica Casa」(時代屋)へ行った時に、いただいたものです。
写真左は、ピッツァ。ビスマルクですね。
写真右は、スズキのサルティンボッカ、紫大根のスープ。
ロマネスコも添えられてますね。

左の写真では見えにくいですが、紫大根が隠れています。
右の写真で、一番左が紫大根です。ちょっと太短い大根のようです。
ちなみに右の写真の真ん中は紅大根で、左は赤カブです。比較に(笑)
スズキは当然、美味しいのですが、このスープが効いてました。
あと、チョコもいただいたのですが、これはちょっと凄いものだったので、後日書きます。

2011.01.17

ALIEN CUPS


先日からNHK BSで「イタリアブランドパワー ~地方にこだわる世界企業~」なんて
番組をやってまして、フェラガモやジノリなんかが取り上げられていました。
で、第4回はイリーだったのですが、イリーのあるトリエステはやコーヒーの街として栄え、
おいしいと評判のカフェには続々と観光客が訪れるそうです。
トリエステの人々はエスプレッソを1日5回くらい飲むそうですが、それがまた旨そうで、
エスプレッソが飲みたくなり、「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
ところが、またまた思うつぼ。
新たなilly ART collectionのカップ&ソーサーが入荷していました。
これ、ちょっと入手困難なのですが。中蓋を外してみると・・・。
(続きを読む…)

2010.12.30

illy ART collection


昨日は今年最後の「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
今年も大変お世話になりました。ありがとうございました。
年内は本日までの営業です。お疲れさまでした(笑)
お店へ行くとタコのパウルくんが出迎えてくれます。
脚にはWorld cup 2010とか、とぼけたことが書いてあります。
今年はワールドカップなんてあったっけ?あったとしたら、どこが優勝したんだ?

ポルチーニとボローニャ風ラグーのニョッキ、トリュフ添えです。
メチャおいしかったです。今年最後の最高のイタリアンでした。
トリュフも堪能することが出来ました。

エスプレッソマシーンもリニューアルされていました。
最近はエスプレッソマシーンにも液晶表示がついてるのか!
早速、淹れていただきました。
豆がillyじゃなかったせいもありますが、マイルドな感じのエスプレッソでした。
以前は結構ストロングなエスプレッソだっただけに、強いのが苦手な方にも是非飲んで
いただきたいエスプレッソです。

でも、エスプレッソを頼んだのは、飛んで火に入る何とやらでした。
このエスプレッソカップセット、当日入荷したばかりだったそうです(笑)
illy ART collectionです。今シーズンのデザインはドイツのトビアス・レーベルガー。
カップとソーサー上にカーブ・ストライプ・カラーがミックスされていて、非常に斬新な
出来です。そして毎度のことながら、このコレクション、高価なのです。
しかも日本入荷は限定80セットです。
お店で毎日使うものですから、そりゃたまには欠けたり割れたりすると思います。
惜しげも無く使う心意気を嬉しく思います。
シェフ、よいお年を。来年もどうぞ、よろしくお願いします。

2010.12.16

Primitivo Tarantino Le Petrose


COPERTINO ROSSO rocca die Mori コペルティーノ ロッソ
土曜日にtoshiさん達と行った「La Antica Casa」(時代屋)で、最初にシェフが出してくれた
ワインは、これでした。
色は濃いめのガーネット色。味も濃縮されたような濃さ。しかりとしたタンニンあります。
酸味も目立たないけどあると思います。フルボディと云えるのでないでしょうか。
葡萄はネグロアマーロとモンテプルチャーノで、南イタリア・プーリア州のワインだそうです。
値段見て驚きました。これは、かなりコスパ高いと思います。お買い得ですね。
余り騒がれていないのが不思議です。

Farnese Montepulciano d’Abruzzo Casale Vecchio ファルネーゼ カサーレ・ヴェッキオ
このブログではお馴染みのファルネーゼのモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
同席した皆さんにも相変わらず評判の良いワインでした。
これも大変コスパが高いのですが、それを語る前に、美味しいのです。これ、大事。
上級者の方にはモンテプルチアーノは物足りないかもしれませんが、僕は好きです。

VIGNETI ZABU IL PASSO ヴィニェティ ザブ イル パッソ
3本目です。この辺りから僕は怪しくなってきて(くどいようですが下戸ですから)、
イマイチ記憶に自信がない上に、余り飲んでないのですが(笑)
色は、これも濃かったと思います(いいかげん・笑)。
果実味は強いですが、酸味は薄く、タンニンも強くは無かったような(いいかげん・笑)。
シチリアのワインで葡萄は、ネーロ・ターヴォラ、ネレッロ カップーチョ、メルローらしい。
シチリアならではの強さかと思いきや、変わったパッシートと変わったリパッソしてるらしい。
僕みたいな初心者の下戸がパッシートやリパッソを説明するのは気が引けるので割愛しますが
(面倒だからじゃないぞ)、要するに手間をかなりかけているのです。
それで、この値段はコスパが高いと云えるのではないでしょうか。
ただ、僕の印象では美味しかったのですが、不思議な感じのワインだったので、機会があれば
もう一度飲んでみたいと思うワインです。1杯めか2杯めで(笑)
あ、これも輸入代理店は稲葉ですね。奇しくもここまで全部、稲葉さんです。

Primitivo Tarantino Le Petrose プリミティーヴォ・タランティーノ・レ・ ペトローセ
さすが、シェフ、一筋縄ではいきません。最後に出て来たのは、このワインでした。
ピキエーリです。
以前、書いたPRIMITIVO TARANTINO DESIDERIUMのセコンドだそうです。
以前の記事は、こちら
プーリア州マンドゥーリア地域のワインです。葡萄はプリミティーヴォ。
果実味が豊かで、酸味少なめでした。タンニンはバランス良くほど良い感じ。
大変美味しいです。これはパッシートされてない感じですが。
プリミティーヴォの力でしょうか?大変おいしいワインでした。
以上、4本。素敵なチョイスのシェフに感謝します。
あと、toshiさん、ゴチになりました(^^)改めて、ありがとうございました。

2010.12.14

Uova al Tegamino

土曜日は、「マドリードだよ」のtoshiさんが帰国していたので、友人も集まって総勢7名で
「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
toshiさんは、小学生からの友人ですが、多分こいつ、いや、この方がいなかったら、
シェフとの付き合いもなかったでしょう。
なぜ、云い直したかは最後に解ります(笑)

シェフが最初に出してくれたのは、目玉焼きとトリュフ、ハモンセラーノ添え。
黄身とトリュフは黄金律ですね。トリュフはこれが最高です。堪能しました。
あ、写真は黄身を崩した後の方が良かったかな(笑)
でも、そういう写真を載せると、世界中のトリュフ好きから反感を買うからな(笑)

ん?これは?メニューにない料理ですね(笑)
ま、上記の目玉焼きトリュフも、メニューにないと思いますが。
非売品ですか?(笑)食べてみよう!
あ、仔牛の焼印押し!じゃない(D・マードックか!)、仔羊の自家製生ハムですね!
(白々しい)
独特の味の濃さがあります。これにはtoshiさんも感動してました。

そして、チーズ。
・・・チーズは、僕が食べれないので省略。
てな訳にはいかんわな。でも食べてないのに語りようがないでしょ(笑)
みんな、ボーっと食ってないで、メモ取っておいてくれ(笑)
一番左はフランスの「ブリア・サヴァラン」です。心して食べて欲しかった(意味不明)
ん?左から2番目は何だ?3番目はウォッシュタイプの「タレッジョ」だと思うけど。
あと、不明。あ、右端はミモレットです。あの森喜朗が有名にしたチーズです。
しかも、このミモレットは10年熟成とか。普通は長くて2年まででしょう。
これは僕も食べれました。カラスミに近いけど、そりゃカラスミには勝てない。
あ!カラスミで思い出した。

これもいただきましたね。てか、写真を写さなかったで、忘れてました。
紅芯大根のからすみ添え。
ん、写真は前回写してあったのを、トリミングして・・・黙ってれば分からん分からん。

写真左は、「ブリア・サヴァラン」です。
優しいシェフは、写真右の「モンドール」まで出して下さいました。
そんなによくしてやらんでもええでー(笑)
以上。ワインは4本開けましたが、後日。
そのワインも含め、toshiさんに全てゴチになってしまいました。
持つべきものは良き友です(笑)ありがとうございました。ごちそうさまでした。

Next »