2009.12.26

栗本薫よ、安らかに眠れ(2)

運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)
「運命の子―グイン・サーガ#129」
栗本薫は、オタクがオタクと呼ばれてなかった頃の時代の寵児だったのかもしれない。
彼女の持ち合わせていた感性は、そのジャンルのオタク(もしくはフリーク)が欲していた
ニーズと見事にマッチしていました。
いや、彼女の興味あるジャンルにおいて、彼女が提供した作品群は、当時ニーズが高かったと
言うべきでしょうか。
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栗本薫よ、安らかに眠れ(1)

清志郎の訃報から立ち直れない頃に、今度は栗本薫の訃報が届きました。
これはこれで僕をまた更なる混乱に導きましたね(苦笑)
闘病中であることは知っていたし、弔意として素直にご冥福を祈る気持ちに
嘘、偽りはなく、生前の功績に対して感謝の気持ちもありました。
けど、混乱。
作家・栗本薫は僕の中では何年も前に死んでいたというか終わっていたし、
また違った意味で栗本薫が亡くなったと聞いても、亡くなったのは栗本薫じゃないだろうって
気持ちが渦巻いていました。栗本薫と云うよりは中島梓?今岡純代と云うほどに僕は彼女の
友人ではないし、本名は知っていても知らないふりしていたい。
と、なると今回亡くなったのは栗本薫の中の人ってことになるかなぁ。

彼女は中島梓の「文学の輪郭」で群像新人文学評論賞とかを受賞しています。
栗本薫として「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞しています。
「ぼくらの時代」の主人公は栗本薫と云う少年です。
ここからすべては始まりました。

ぼくらの時代 (講談社文庫)
「ぼくらの時代 」(講談社文庫)
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2008.08.22

グイン・サーガ#122

豹頭王の苦悩 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-122 グイン・サーガ 122)
グイン・サーガ#122「豹頭王の苦悩」
ネタバレを考慮して、畳ませていただきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
続きを読まれる場合は、ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2008.08.21

ゲームの名は誘拐

ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐(著)東野圭吾
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2008.08.05

「ゲームの名は誘拐」をいただく

ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐(著)東野圭吾
誕生日プレゼントとして、Jさんからいただきました。僕の東野圭吾関連の師匠です(笑)
これ、既に映像化されてますよね。
読んでみたかったので嬉しいです。そして、楽しみです。
頑張って読みます。先ずは取り急ぎお礼を。ありがとうございました。
読了後に改めて感想をアップしたいと思います。

2008.06.13

グイン・サーガ#121

サイロンの光と影 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-121 グイン・サーガ 121)
グイン・サーガ#121「サイロンの光と影」
ネタバレを考慮して、畳ませていただきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
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2008.06.09

流星の絆

流星の絆
流星の絆(著)東野圭吾
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
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ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2008.05.02

グイン・サーガ#120

旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120)
グイン・サーガ#120「旅立つマリニア」
ネタバレを考慮して、畳ませていただきます。
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2008.04.20

木蓮忌

贋作吾輩は猫である―内田百けん集成〈8〉   ちくま文庫
贋作吾輩は猫である―内田百閒集成〈8〉ちくま文庫
今日は百閒先生の忌日。
中野区金剛寺にある木蓮を詠んだ句碑から木蓮忌と呼ばれているそうです。
「木蓮や塀の外吹く俄風 」
Wikipediaによると「赤穂浪士が大嫌いだった」とあり、大きく頷いてしまいました(笑)
かって松村雄策という方が内田百閒についてこう書いていました。

内田百閒の書いたり云ったりした事は何でもすべて支持することにしている。
酒は口から飲むものではなくて、本当は耳から飲むものだと言われれば、
そうだそれに違いないと思うだろう。
お茶は目から飲むものだ。なるほど僕が間違っていた。
コーヒーは実はへそから飲むものなのである。その通り、僕は恥ずかしい。と、
反省はするけれど、実行はしない。

実際、百閒先生はそこまでムチャクチャなことを書いたり云ったりはしないけど、
僕も百閒先生が「こうだ」と云った事については、異を唱える気はありません。
僕は、志ん生師匠と百閒先生については、それぐらい敬意を表します(笑)

2008.03.07

乳と卵

乳と卵
「乳と卵」(著)川上 未映子
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
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2008.02.27

グイン・サーガ#119

ランドックの刻印―グイン・サーガ〈119〉 (ハヤカワ文庫JA)
グイン・サーガ#119「ランドックの刻印」
ネタバレを考慮して、畳ませていただきます。
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2008.02.20

N・P

a08021703.jpg
N・P(著)吉本ばなな
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
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2008.02.16

ダイイング・アイ

ダイイング・アイ
ダイイング・アイ(著)東野圭吾
読了しました。
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2008.02.05

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身(著)東野圭吾
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
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2008.01.20

自由死刑

自由死刑 (集英社文庫)
「自由死刑」(著)島田 雅彦
この小説が関西テレビ製作のドラマ「あしたの、喜多善男」の原案だそうです。
ま、ドラマとしては何ともいえない感じで、僕は言及する事が出来ません。
ただ、原案:島田雅彦ってのには、驚いた。え?え?僕が無知なだけですか?(笑)

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