2010.09.05
これもtoshiさんの「マドリードだよ」から派生した話題ですが、今回は啓蒙と希望の記事なので、
引用は、しませんww
さて、この写真のブツですが何かお分かりになるでしょうか?食品ですが。
アングーラスと呼ばれるウナギの稚魚です。スペインでは、これを炒めたりして食べるらしいです。
ただ、ウナギは卵から孵化させて養殖するのは不可能とされていて、最近では大変高価になったので
模倣品があるらしいです。カマボコみたいなすり身で作ったやつが。
日本におけるカニかまぼこ、まるで数の子、まるでイクラの発想ですね(笑)
本当に高価なので日常的には、この良く出来た模倣品を食べるらしいですよ。
実は、右の写真はアングーラスでなく、同じようなものでフランスはロアール川河口で水揚げの
天然ウナギ稚魚の料理です。これがどれだけ高価かと云うと・・・。
【冷凍】天然ウナギの稚魚【原産国】フランス
この優秀な冷凍技術でフランスから届く商品は、100グラムで税込13,912円(笑)
洒落にならん価格ですな。
これをお店で出すことをシュミレーションしてみると、まぁ業者から、せめて10,000円で
仕入れてもらって25グラムで2,500円。うーん。
こりゃ、タパスとしてアヒージョにするしかないのでは。
ニンニクを効かして熱々のオリーブオイルで。
でも、タパス1皿3,000円弱。知らない人が見たらボッタクリですね(笑)
それでも1皿2,000円くらいなら食ってみたいな。どうです、シェフ?(笑)
そうこうしているうちに吉報も飛び込んできました。
- 47NEWS- 完全養殖でシラスウナギに「量産化へ前進」
独立行政法人水産総合研究センターは31日、世界で初めて「完全養殖」に成功したウナギの
仔魚が、志布志栽培漁業センターでシラスウナギに成長したと発表した。
「人工ウナギの量産化へ一歩進んだ」としている。
同センターの約1100匹の仔魚のうち、今月5日に最初の1尾がシラスウナギに成長し、
23日時点で6尾の成長を確認したという。
急げ、急げ。はよ、アングーラス、食べさせてくれ。
2010.08.18
これもサンヨーエンタープライズとの直取引による取り寄せです(笑)
フラントイオビアンコ社のアンチョビ・フィレです。オイル漬になってます。
一般的に売られているアンチョビは熱を通してあるようですが、これは生のアンチョビを上質の
オリーブオイルに漬けてあるので、旨みがあります。
「La Antica Casa」で食べさせていただいた時には、驚きました。よって今回、取り寄せ(笑)
ただ、サンヨーエンタープライズさんから連絡があり、今年の猛暑で輸送中にオイルが沸いて
染み出る可能性があるので、クール便を薦められました。当然、クール便でお願いします。
だって、送料はサンヨーエンタープライズさん負担なので(笑)
この辺りが、イマイチ訳が解らない、良心的な会社です(笑)
アンチョビと云えば、パスタやピザ、あとはアクアパッツァとかの食材としてが一般的だと
思うのですが、生でも十分にいけます。十分、塩辛いけど、それでも塩気は抑え気味だし、
くさみも無く、まろやかです。旨味が解りやすいですね。
おいしくいただけました(^^)サンヨーエンタープライズに感謝!(笑)
2010.05.22
オリーヴドゥリュック社のペーストロッソです。越前市のアルトスで購入しました。
フランスのものなので、タプナードと同じ感覚でしょうね。
パンに塗って食べてみましたが、期待以上に美味しかったです。これは、本物です。
素材の甘みとか旨味をうまく引き出しています。
原材料は、ひまわりオイル、バジル、人参、ドライトマト、赤ピーマン、パルメザンチーズ、
松の実、玉葱、にんにく、パセリ、オリーブオイル、セロリ、マジョラム、レモン汁。
これだけ入っています(笑)なかなかの逸品だと思ったのでネットで検索してみましたが、
単品で売ってるとこは見つかりませんでした。
こういうものが、もう少し手軽に入手出来ると楽しいんだけどなぁ。
2010.03.07
大阪の成城石井で買って来ました。ビーポーレンです。
前回見つけた時に、これが何か解らず、マドリッド在住の友人に尋ねたところ、スペインでは結構
ポピュラーなものであることが解りました。
要するに、ミツバチが花粉を採取した際に、後ろ脚につけて持ち帰る花粉です。
かなりのパーフェクトフードらしくヨーグルトとかにふりかけて食べるそうです。
俗説では花粉アレルギーに効くとの説もあるらしいです。・・・!そりゃ、買わなきゃ!
当然、いろんな国のいろんな花粉のビーポーレンが存在するようですが、僕の買ったのは、
スペインのアンダルシア地方で地中海を見降ろして咲く、野生のシスタスの花粉だそうです。
結構高価で、ひと瓶80グラムが1290円でしたが花粉症に効くなら安い。
しばらく試してみます。
2008.07.07
タートフランゲ社 白トリュフ入り塩
以前にも紹介したことのある、タートフランゲ社の「白トリュフ入り塩」。
ネットショップでは買えないと思っていたのですが、売ってるお店を見つけました。
自分の覚え書きの為にも載せておきますが、これはもう本当に驚愕の逸品ですよ(^^)
フランスの高品質の塩に白トリュフをフリーズドライしたものが入っています。
強烈な香りに聖地ピエモンテで最高級トリュフだけを扱うこのメーカーの仕事は、
シェフ達も目から鱗のエキサイティングな商品です。
聖地ピエモンテですから(笑)
2008.02.17
フレッシュのホワイトアスパラガスが入荷したと聞き、「La Antica Casa」に行ってきました。
(写真左:菜の花とホワイトアスパラガスのフリット)
(写真中:ホワイトアスパラガスのグリル、黒トリュフ&パンチェッタ添え)
(写真右:フランス・ロワール産ホワイトアスパラガス)
フリットは、トリュフ塩かタルタルソースでいただきます。
めちゃくちゃ旨いです。菜の花もホワイトアスパラも春の訪れを告げる食材ですね(^^)
グリルの方もそうですが、苦さとかえぐ味とか全然なく、上品な甘みと香りがします。
そして柔らかいです。意外でしたが、淡白なホワイトアスパラガスにパンチェッタ合います。
火を通す前のホワイトアスパラガスもカズ君が持って来てくれて写真を撮らせていただきましたが、
本当に瑞々しい感じがしました。長さも長い!(笑)
太さも十分ですが、これから春になってイタリア産が出回るともっと太くなると思います。
アスパラガスは、細くても太くても繊維の本数は同じなので、太いほど柔らかいそうです。
このロワール産も十分柔らかかったですけどね。
ところで、グリルに添えてあったトリュフですが、このトリュフがやけに大きかったので撮影。
スライサーや皿から大きさは察してください(笑)。縞も綺麗に出てましたよ。
残念ながら黒トリュフはもうすぐ終わります。在庫限りでしょうかね?3月あるかな?
惜しむらくは「ホワイトアスパラガスのビスマルクとトリュフ」を食べてない事ですね。
これから旬のホワイトアスパラガスと旬が終わるトリュフのすれ違いの刹那です(笑)
しまったなぁ、食べておけばよかったかな。おはまさんでも呼んで、また行くか(笑)
あ、トリュフ塩なら一年中ありますね(笑)
2007.12.18
「La Antica Casa」に行ったのは、いつもの同級生の気が置けない連中だったので、あーでもない
こーでもないと下らない話をしつつ、トリュフ塩の話までしていたら、こんなものが出てきました。
それが、この写真です。「トリュフチョコ&白トリュフ入り塩」(笑)
こんなもん、間違っても正規のメニューじゃないですからね!
で、味見してみると、チョコと塩は相性が良いのでなかなかでした(^^)
てか、みんな(特にFクン)は、「白トリュフ入り塩」にのけぞっていたので、チョコを味わう
余裕がなかったかもしれません(笑)
とにかく、この「白トリュフ入り塩」の威力を知ってもらえただけで僕は満足です。
2007.10.13
かみさんが行った伊勢丹のイタリア展では、このタートフランゲ社の白トリュフ入り塩もあった
そうで、勿論回収。僕らは、この塩を舐めたことがあるのでその威力は経験済みですが、
いざ購入してみると予想を遥かに上回る香りです。何だ、これ?(笑)
だって、瓶詰めにも関わらず、かみさんのバッグの中はトリュフ香に満たされ、入れてあった
ビニール袋もすごい香りです。これは開封後は湿気防止の意味もこめて、いわゆるポリ容器の
パックの中にお米と一緒に入れておけばいいですかね?>シェフ
きっと、香り抜群のリゾット米が出来ますよ(笑)
もう、ここまで来ると本物と扱いは変わりませんね(笑)
あ、しつこいようですが、これはサンヨーエンタープライズの扱いです。
2007.10.10
大丸京都店で催されているイタリア展に行ってきました。
どんな感じか見当もつかなかったのですがサンヨーエンタープライズも出るということなので。
目的は、これ。タートフランゲ社の白トリュフ入り塩。
けど、いきなり切らしてるんだもんなぁ。参りました。結構高価なのに。
やっぱり良いものは売れますね。少々高価でも。
仕方ないので、サンヨーエンタープライズでは、これだけ購入してきました。
パスタの箱はあの「忘れててもアルデンテ」茹で時間25分のフジッリ。今回はこれしか置いて
なかったのですが、これが目的ですから(笑)しかも袋入りのロングの方じゃなかったのは幸い。
マジで美味しいですよ、このパスタ。お薦めです。この後、伊勢丹とかでもやりますから、
覚えておいて損はないです。
あと、瓶入りセミドライチェリートマト。そのまま食べても美味しいですし、ドライ系で、
この赤さは魅力です。トマトソースに加えれば、味もアクセントになります。
で、今回驚いたのが白バルサミコ。単に白ワインビネガーじゃないのか?と勘ぐりましたが、
味見をしたら甘く、酸味もマイルドだったので、回収!
Sabaって商品名のバルサミコで有名なレオナルディ社のものです。
白いとは云えバルサミコを名乗るのですからモデナ産で4年熟成だそうです。
少々、お金はかかったけど、楽しかったです(笑)
2007.08.31
先日「La Antica Casa」(時代屋)で仕入れたネタです(^^)
最近あの店で仕入れるネタというと柿右衛門とか魯山人とか骨董品店みたいな話が多かったの
ですが、こういうのを見つけると、ああ、やっぱここはリストランテだ!と安心します(笑)
えっと、塩なんですけどね。白トリュフ入り塩です。タートフランゲ社。
少し舐めてみましたけどね、こりゃすごい代物ですよ。
舐めた瞬間にクイーンの音楽やお花畑は広がりませんが(笑)
うーんとね、目を閉じた瞬間、山野を駆け抜けるトリュフ犬がワンワン!って吠えます。
こんなふざけた良品を仕入れてるのは、あのサンヨーエンタープライズ株式会社でした。
白トリュフのエキスだけで、こんな凄いものかと思ってたら、違いました。
白トリュフをフリーズドライしたものが入ってるそうです。
まさにエキサイティングな逸品です。僕もフェアに出かけて買ってこようっと!
こんなもんあったら、サマートリュフにふりかけるだけで本物以上の味と匂いですよ、ほんと。