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2009.12.31

even if we’re just dancing in the dark

大晦日です。今年も色々ありました。悲しいこともたくさんありました。
でも、それは今年に限ったことじゃありません。
いつだって悲しいことや苦しいこと、悲惨なことは繰り返されてきました。
だから世の中が狂い始めたのも1984年に限ったことじゃないし、現実は小説より不可解です。
大切なのは、それでも何とか生きていかなくちゃ。ってことです。

僕たちはジョン・レノンもジョン・ベルーシもオーティス・レディングもマーク・ボランも、
サンデーサイレンスも倉森勝利も清志郎もトノバンも、いない世の中で生きていかなくちゃならない。
でも、このボスの傍らにマイアミがいるように、信じられる仲間がいればやっていけます(^^)
たとえ、”even if we’re just dancing in the dark”だとしてもね。
(↑あ、even ifと被ったか・笑)
じゃ、こんな調子ですが、来年もよろしくお願いします。

鰹節


年末に訳あって鰹節を買いました。理由を書くと長くなるので書きません(笑)
はっきり言えることは、これは僕なんかには、かなり上等なものだけど、お金はほとんど払ってない
という事と、こんなもん買ったのは初めてだと云う事です。
本枯鰹節です。上の小さいのが腹側からとれる「雌節」。大きい方は背の部分からとれる「雄節」。
一匹の鰹からは雄節が2つ、雌節が2つ、合計4つの鰹節がとれます。

白っぽい粉みたいなのは、カビの類です。もう要らないので歯ブラシとかで掃って落とします。
さて、これで、あとは削るだけです。
鰹節を削るには、カンナを逆さに置いたような箱型の削り器が必要です。
僕も子供の頃に削ったことあるし、実家にはあるはずなんだけど、あれは難度が高いです。
カンナの刃の部分は、極力薄く出すのですが調整も難しいし、木で出来た箱は虫に食われます。
削ってても、鰹節の削り粉なのか虫なのか区別がつかない(笑)
でも、とりあえず削り器は必要です。そういう訳で削り器を購入しました。

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2009.12.30

オマール・ロブスター


今年最後の時代屋に行ってきました。
久々に食べたピッツァは抜群に美味しかったです。
トリュフもタントな感じで。

問題は、またとんでもないアイテムが増えていたことです(笑)

ぎゃははは!(笑)すげー。
写真でこの素晴らしさが伝わるかどうか疑問です。
文字で書けばジャイアント・オマール・ロブスターの彫金飾り蓋が付いた小判型シルバー盛皿(笑)
金属彫刻家、フランコ・ラピーニのハンドメイド。フィレンツェ伝統の手工芸の継承です。
ヒゲとかハサミが尋常じゃないです。笑えます(笑)一見の価値はあります。

B-CAS

地デジ導入の際に嬉しさにかまけて忘れた存在がありました。
それがBS見てたらいきなり現われました。B-CASです。
・・・出たな、悪党!
正式には株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズって言うらしい。
この法治国家である日本において2大カスと云えば、カスラックとBカスのことです。
間違いない。
詳しい説明は面倒だから、ご存じない方は、こちらのWikipediaでも見てください。
如何に不当で不公正な存在かが解っていただけるかと思います。
カスラックにしても、Bカスにしても、公然たる独占禁止法違反なのに看過されている節があります。
また、真っ当な形で権利者に利益が渡るのであれば、僕は消費者の立場から賛成しますよ。
誰が甘い蜜を吸ってるかは知りませんが、まず最初に利権ありき。な印象を受けます。

地デジ専用B-CASカードのユーザー登録制度は2010年3月末で廃止されるそうです。
単なる思い付きで始めたことの責任を誰も負わないのが気に入りませんが、まぁよしとしよう。
エコポイント制度の改変時期と重なって色々錯綜するかと思いますが、胸クソ悪い制度なので、
避けたい方は来年4月以降に地デジカすると良いと思います。

まだ油断は出来んけど、とりあえずBカスは公正取引委員会の更なる活躍に任せよう。
次はカスラックだ。頑張れ、ファンキー末吉。平沢進も頑張れ!
ほんま公取に独占禁止法違反を認定されたのに従わないくせに、なんで社団法人なんだ?

2009.12.29

情報誌


こちら「月刊きらめき倶楽部」。(株)中広さんが発行されております。
地域みっちゃく生活情報誌だそうです。地元の人間も知らない敦賀のことが載ってます。
そっかー、今時、田舎でもこういう情報誌ってのもアリなんだなぁ。という気にさせられます。
おっと、重要なのはそこじゃなくて、巻頭特集「敦賀×まちの元気人」で、じょん。さんが
紹介されています。日頃から色んな情報にアンテナを張り、メッセンジャーとして発信して
いこうと云う姿勢に頭が下がります。こういう方が僕の3つ上におられることは、心強いです。
まぁ、僕が敦賀で数少なく「おもしれー」って思うことは、大体じょん。さんの世代の方が
種を蒔いてくれた事に起因するのがほとんどですけどね(笑)

こちら「タムキチ」。(株)創広さんが発行されております。
敦賀に根付いたタウン誌です。くだらねー。と思いながらも欠かせない情報誌です(笑)
おっと、重要なのはそこじゃなくて、巻頭「街ネタ」の最初で「うぇる珈夢ライブ」が紹介されています。
今回で10回目となるこの企画の主催者は、じょん。さんです。敦賀を席巻してますねぇ(笑)
僕は、行けるかどうか微妙なとこですが、素晴らしい空間であることは保証します。
おいしい珈琲なんかも楽しめます。もしかすると素晴らしいお米に出会えるかもしれません(意味不明)
時間が許す方はぜひ足を運んでみてください。僕の気持がわかっていただけると思います。

2009.12.28

だいじょうぶマイフレンド

2009年10月16日、加藤和彦氏、逝去。
え?あのトノバンが?なんで?
この訃報も到底受け入れ難いものでした。

トノバンの音楽性は素養に裏付けされてるのかどうだか知らないけれど、ミカバンドの頃から
ちょっと僕には見当もつかないようなリズムやメロディーで攻めて来ます。
「どんたく」や「塀までひとっとび」とかもそうですね。
で、この「アラウンド・ザ・ワールド」みたいなお洒落なテムポだったり。
まぁいつも成功を収める楽曲ばかりではなかったと思いますが。
でも、グローバルって表現がチンケに思えるほど彼は独創的でした。

スーパー歌舞伎もあの音楽があってこそかと(笑)

ストーンズのロンドン時代のレコードが再発になった時にキャッチコピーに使われた
加藤和彦のコメントが凄かったです。

ストーンズを嫌いな奴は信じない。世界中の誰だって。加藤和彦

激しく同意(笑)そして、このコピーを僕は一生忘れない。
返す返すも残念です。割り切れない感情がつきまとっています。
でも、トノバンから受けた恩恵は計り知れないものがあります。
謹んで、ご冥福をお祈りします。安らかにお眠りください。

2009.12.27

第54回有馬記念予想

「ここでは競馬の話は書かないことにしました」と云った舌の根も乾かないうちに・・・。
ハトと呼んでください(苦笑)
これは時事ネタで、競馬ネタじゃないんです。
日本の首相が「あれは政治献金じゃなくて贈与だから修正申告します」ってのよりは、
マシだと思いますww

で、普通に考えれば、
◎ブエナビスタ
○ドリームジャーニー
▲フォゲッタブル
△スリーロールス
こんなもんでしょうか?まぁ、これでもイイ線いってるかもしれません。
でも、僕としては、ひねりが欲しいと思います。
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荒ぶる魂

091202
2009年8月6日、石塚武生氏、逝去。
この訃報は、目の前が真っ暗になるような出来事でした。
死因は突然死症候群。・・・何だ、それ。そんなの、ありか?

僕がラグビーに魅せられたのは、石塚武生という選手に魅せられたと云っても過言ではないです。
当時、僕にラグビーの素晴らしさを教えてくれた選手は、既に亡くなられた宿沢広朗さんの他、
藤原優、植山信幸なんて選手がいましたが、まず一番に石塚武生。何が何でも石塚武生。
091201
写真はウェールズ戦でJ.P.R.ウィリアムズに強烈なタックルを決めているものですが、
この試合で石塚がJ.J.ウィリアムズを仕留めたタックルは、35年過ぎた今でも語り草です。
最初の骨折から退院後「痛みに負けてはいけない。走って治そう。」と練習を続け、
疲労性骨折で再入院した話も有名です。そういう人です、石塚さんは。
誰だって石塚武生について語ろうとすると涙が出そうになるのです。そういう人でした。
近年は、こちらのブログにもあるように少年や高校生の指導に尽力されていたようです。
石塚さんの荒ぶる魂は、ここに安らぎを得ましたが、あのがむしゃらな生き様は多くのラガーに
伝わっている筈と信じます。
僕にとっても、フランカー7番と言えば石塚武生であることは、一生変わりません。
謹んでご冥福をお祈りします。そして、本当にありがとうございました。

2009.12.26

栗本薫よ、安らかに眠れ(2)

運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)
「運命の子―グイン・サーガ#129」
栗本薫は、オタクがオタクと呼ばれてなかった頃の時代の寵児だったのかもしれない。
彼女の持ち合わせていた感性は、そのジャンルのオタク(もしくはフリーク)が欲していた
ニーズと見事にマッチしていました。
いや、彼女の興味あるジャンルにおいて、彼女が提供した作品群は、当時ニーズが高かったと
言うべきでしょうか。
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栗本薫よ、安らかに眠れ(1)

清志郎の訃報から立ち直れない頃に、今度は栗本薫の訃報が届きました。
これはこれで僕をまた更なる混乱に導きましたね(苦笑)
闘病中であることは知っていたし、弔意として素直にご冥福を祈る気持ちに
嘘、偽りはなく、生前の功績に対して感謝の気持ちもありました。
けど、混乱。
作家・栗本薫は僕の中では何年も前に死んでいたというか終わっていたし、
また違った意味で栗本薫が亡くなったと聞いても、亡くなったのは栗本薫じゃないだろうって
気持ちが渦巻いていました。栗本薫と云うよりは中島梓?今岡純代と云うほどに僕は彼女の
友人ではないし、本名は知っていても知らないふりしていたい。
と、なると今回亡くなったのは栗本薫の中の人ってことになるかなぁ。

彼女は中島梓の「文学の輪郭」で群像新人文学評論賞とかを受賞しています。
栗本薫として「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞しています。
「ぼくらの時代」の主人公は栗本薫と云う少年です。
ここからすべては始まりました。

ぼくらの時代 (講談社文庫)
「ぼくらの時代 」(講談社文庫)
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2009.12.25

Sweet Soul 清志郎(4)

清志郎が教えてくれた

清志郎が教えてくれた 遠い遠いあの夏の日
清志郎が教えてくれた 歌うこと恋に落ちること
遠い遠いあの眩しい夏 清志郎がシャウトしてた
勇気を出せよ君の人生だろ
清志郎が歌ってる
清志郎ががあのトランジスタラジオから
清志郎がが教えてくれた オーティスを知らない少年に
愛しあうこと君と歩くこと 笑うこと涙を拭くこと
しゃべること信じること 抱きしめること旅に出ること
叫ぶこと
夢を忘れないこと

Sweet Soul 清志郎(3)

僕は清志郎がいなくなる前からこの映像を見ると泣けてきます。
この曲を清志郎とSteve CropperとBooker T.が唄い繋ぐ。
3人には3人なりの想いがあるはず。

a tribute to 夢助

he was soul music singer, the god of the Japanese rock.
it makes me feel so bad, cos now he ain’t around.
he died with Gotta feeling close to his heart.
but his soul lives on today, in the heart of a million fans.
talking about YUMESUKE,GOD KIYOSHIRO was his name,
without his soulful singing ,the whole world won’t be the same.

Sweet Soul 清志郎(2)

清志郎の訃報に際し、僕がひどいと感じたのは各メディアの報道姿勢です。

ライブでは、髪の毛を逆立て、派手なメークと独特の歌い方で観客を熱狂させた。
「愛しあってるかい?」などステージ上の決めゼリフも多く、
後進のロックバンドに大きな影響を与えた。

asahiにして、これですからね。
追悼番組なんかも多く組まれたようですが、僕は極力、避けるようにしました。
しばらくの間、この僕が感じている不快感について理解が出来なかったのですが、
ある日、突然それがなんであるかが解ったのです。
「結局、メディアは何にもわかっちゃいない」
清志郎のことを反体制とか社会問題を果敢に曲に取り込んだとか言ってる。
アンチなんちゃらとか。
・・・清志郎は自分の歌いたいことを歌っただけですが。

ざまあみやがれ(笑)
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Sweet Soul 清志郎(1)

form 東京 中央線 武州 三多摩 国立

5月初めのこの訃報は、さすがに堪えました。
「夢助」を聞いた時の余りの素晴らしさからある程度の覚悟は出来ていた筈なのに。
それぐらいあのアルバムは、我がソウルブラザーを信じている僕にとってさえ、
人知を超えた何かを感じさせるアルバムでしたからね。

身内の方が供養を営むのは必然として、僕みたいな奴が何をどうこうしても始まらないので
何も語らず、何事もなかったように暮らすことにしました。
かなり無理がありましたけど(苦笑)
GWに友人TOさんが帰省出来なかったことも内心、助かりましたね。
会えば必ずそういう話になる訳で、出来ればそういう話題になるような友人を避けたかった。
当然のことながら青山には行こうって気も起らないし、TVとかで流れてくるような情報や
とってつけたような追悼番組などには目を閉じ、耳をふさぎました。
清志郎のCDとかも聴きませんでした。これは今でも未だ聴いていません。
もう大丈夫だろうとは思うのだけど(記事を書く前に動画とか探して見たし)、自信はないです。
車の中ではオーティスの曲を聞きながら、時々「ガッタ」とか呟きながら、悲しい気分に
なったりするからなぁ。

地デジカ


完了!
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