2010.07.30
BRUTUS #690
BRUTUS (ブルータス) 2010年 8/1号
雑誌「BRUTUS」#690は、『ブルータスのスタジオジブリ特集』。
僕は、ガンダムすら一切解らないくらいだからアニメには疎い。
勿論、「怪物くん」や「オバQ」、「タイガーマスク」や「ガッチャマン」はオリジナルの
リアルタイム世代なので、アニメの恩恵は受けている訳ですが、そんな当時はアニメを
アニメとして認識していた訳でなく、子供が面白いから見ていただけのことです。
僕が20代の頃、一緒にTVを観てた友人の弟さんが「あー、やっぱりスタジオぴえろかぁ」と
云った時にはのけぞりました。こいつら、すげぇ!と(笑)
当時、僕がAV見て「クリスタル映像」とか「ありす」とか解ったのとはレベルが違います(笑)
そんな僕にもスタジオジブリには心を動かされます。スタジオジブリだろうが宮崎駿だろうが
関係ない人もいるだろうし、中には「スタジオジブリ=宮崎駿」だと思ってる人もいるでしょうが、
それも違います(笑)ま、僕にはどうでもいいけど。
アニメに一言ある方はジブリと云えば「ナウシカ」と云う人が多いですね。それも僕には解らない。
いや何となく解るんだけど、そこへ話を持って行くと面倒なので敢えて解らないふりです(笑)
僕は「ナウシカ」と「もののけ」は好きだけど、それ以上の感慨はありません。
ジブリで強く心を揺さぶられるのは、やはり「ラピュタ」と「紅の豚」ですね。
この2つは世界観がステキすぎます。
そんなことを考えながら「BRUTUS」を読んでいたら、中綴じ折込みにジブリカードみたいなのが
ありました。仮面ライダーカードや野球カードみたいなやつね。
そんな図柄でも心を動かされるのはシータとかジーナとかロボット兵とか。
僕は「紅の豚」における宮崎駿の「かっこいい」感覚は無条件にシンクロするのですが、
昨今の宮崎駿ってのは説教臭いと思っています。あと目線がやはり古いと云うか年寄り。
決して若い目線ではない。それがポピュラリティを得る要因に結びつくんだろうし、決して
駄目だと云う訳じゃないけど、僕らはそういう価値観だけでは納得しない部分もあるという
ことです。