2010.07.22
箱館山の帰り、今津方面に出て食事をして、その後に十数年来、気になっていたお店に
行って来ました。→「望雁」。
この看板ですよ。珈琲・カレー。近くを通るたびに気になってたのです。
どんな変わった人がやってるのかと(笑)普通の人でした。
おまけに、ずっと「ぼうがん」だと思ってたら、「モーガン」でした(笑)
本来はカレーを食べるべきでしょうなぁ。今回は食後だったので、珈琲だけ。
窓際の席に座ったら、窓から見える風景は、右の写真の通り。
木漏れ日と木材(笑)てか、薪なんですが、冬は薪ストーブで温めてくれるようです。
ほっ、と一息入れれるような、そんなお店でした。
今月3日安楽死の処置が執られたオグリキャップの訃報は大々的に報道がなされ、メディアでも
「ありがとうオグリキャップ」なんて声が上がっていますがそれは的中馬券のお礼?(苦笑)
僕はミスターシービーやエアグルーヴやエルコンドルパサーなんかも好きなので決してアイドル
ホースゆえに毛嫌いする訳じゃないですか、オグリキャップに思い入れはありません。
確かに蹴る力は非凡で勝負根性に長けた名馬でしたが、それ以上の感慨はありません。
不幸に思えるのは当時は現在ほどにダートG1が整備されておらず(今でも数が多いだけで、
整備されているとはとても云い難いですが)、中央に行かざるを得なかったことです。
素晴らしい馬でしたが、この配合を見る限りダートを目指した馬が走り過ぎたので悲劇を生んだ
ようです。せめて種牡馬になってネイティヴダンサーの速力を伝えてくれることを期待しましたが
日本のブリーダーには百年の計が無いようで、それも潰えました。
今月12日にはモンテファストが心不全で死亡。春の天皇賞馬で、全兄モンテプリンスと共に
兄弟天皇賞制覇を果たしています。モンテプリンスが全兄で同じ配合なのですが、サイアーが
エルバジェからシーホーク。母父がヒンドスタン。今ならあり得ないスタミナ配合です。
しかし、当時は真剣でダービー、菊花賞、天皇賞、有馬記念を見据えた配合です。
牝馬に蹴られて馬混みを怖がったり、色々不運な馬で、しかも兄がモンテプリンスですから
賢兄愚弟の汚名を着せられ可哀そうな馬でした(笑)
種牡馬になりましたがステイヤー血統だけに評価されず静かに舞台を去っています。
けど、この配合に賭けたブリーダーのパッションは僕には響くものがあるし、JRAの
目先の体裁だけに捉われた番組作成に一石を投じるものであります。
このままだと競馬は消耗品のままで、いつまでたっても文化にならないよ(怒)
で、そういうことを書く必要も無いんだけど、書くしかないと僕の内なる叫びが訴えるので、
仕方なく競馬カテゴリを作ることにしました(笑)