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2011.02.16

Finocchio


土曜日は、ちょっとチョコを携えて、「La Antica Casa」(時代屋)へ行ってきました。
写真は、「タコとフィノッキオのサラダ仕立て」です。
一見、セロリのようにも見えるフィノッキオですが、ノープロブレムです(笑)
セロリのようなふざけた野菜ではありません!(セロリ大嫌い)
爽やかな味で、甘味もあります。ちょっとライムを絞ったシェフのセンスを讃えたくなる
逸品です。美味しかったです。

これがフィノッキオです。原産地は地中海沿岸です。
葉先と種は香りづけに用います。フェンネルですね。
基部の方は、丸かったり長かったりするのですが、丸い方が柔らかいので生で食べます。
長くなると繊維が固くなったりするので、火を通すのもありだそうです。
フェンネルはシチリアでもよく使われますが、我が故郷トスカーナでは、サラミにも用い
「フィノッキオーナ」の特徴づけにも使われます。以上、長本和子女史の受け売りでした(笑)
さて、このフィノッキオですが、こんなもん輸入したら、超高級野菜になってしまいます。
実は、この野菜は福井県のワトム農園で栽培されています。
====⇒ ワトム農園
空をこえて~♪ほーしーのかなーた♪ 鉄腕ワトム農園です。
いや、なんでワトムって名前かと知ってしまうと、鉄腕ワトムでもアリかと思って
しまいますよ(笑)

とにかく、ありがたい農園です。これからもよろしくお願いします。

写真は「白トリュフとインカのめざめのラビオリ」です。
ラビオリからトリュフ香りが漂います。インカのめざめじゃ、甘いんじゃないかと思いましたが
それほど甘味は感じず、旨みが醸し出す甘味の方が勝っています。
まぁ、見た目の通り、めちゃくちゃおいしいです(笑)
関西在住の悔しがる人、多い筈です(笑)
シェフは、昨今のイタリア料理でインカのめざめが、もてはやされてる風潮に辟易している
ようですが、どうしてどうして(笑)
他にもあるのですが、長くなるので後日。
それより、今思い出しけど、ヴェネト産のホワイトアスパラ入荷してたのに食べるの忘れた!