2005.12.26
忘れててもアルデンテ
先日、時代屋のチーフが乾パスタを小分けしてくれました。それをカミさんが調理したものです。
パスタは、Di Nola(ディ・ノーラ)社のもので、fusilliってタイプのようです。
ネットで検索してみたのですが、大倉フーズとかが輸入してたみたいだけど、あんまり流通して
いないみたいです。なぜに、そんなものを僕にくれるのか?(笑)どうすれば、ええの?
高級パスタらしく、デュラム小麦のセモリナ百%は云うに及ばず、灰分が少ないそうです。
灰分って、何?(笑)低温乾燥(~50度)、長時間乾燥(48時間)にこだわってるらしく、
そりゃあ量産出来ませんね。
そして、公式サイトらしきものをみつけたのですが、このfusilli作ってる様子が載ってます。
あらら、あきれた事に手作りです。どうりでこのクルクル巻いてるの不揃いだと思いましたが(笑)
笑えるのは、これだけではありません。茹で時間、25分!・・・25分です。ほんまかい?
実際、茹でてみて確認しました。本当です。これだけしっかり作ってあると、こうなるんですね。
ソースの準備をしてて、鍋を忘れてしまい、「しまった!」と思っても、アルデンテ。
そう、忘れててもアルデンテ(笑) ぜひこのコピーで売り出して下さい。
味は当然おいしかったですよ。ソースをからめる前に、茹で上がったパスタだけで食べてみても
おいしかったもの。パスタ本来の味がしっかりしてました。オリーブオイルと塩だけでも食べれるかも。
でも、fusilliってタイプは、チーフも言ってましたが、オーリオは合いませんね。
それ以外のソースなら、ちゃんと絡んでくれますから何でもいけそうです。
ただ、ディ・ノーラがディ・チェコほど普及するかが問題ですね(笑)
僕は値段を知らないんだけど、これだけうまけりゃ単価が少々高くても売れます。
でも、25分茹でるのは店としては大変ですからね。お客さんも30分は待たされます。
ただ、コース料理なら使えるかな。前菜と同時に茹で始めれば(笑)
厨房が立て込んで、うっかりしてしまってもアルデンテですから(笑)
あと輸入代理店さん、これだけアピールしてるんですから、僕に木箱を贈って下さい(笑)