2008.05.09
信楽焼
(↑クリックすると少し大きな画像が見れます)
先日、信楽に行った時は僕の両親とカミさんの両親を乗せて行ったのですが、現地でカミさんの
父親がこそこそ値段交渉しているなと思っていたら、この徳利を僕にくれました。
え?これ、見た目に高価そうなんですけど・・・。小物とは云え・・・。
陽月窯 阿部努
こういうのを南蛮徳利と云うのですか。
陶器について、さっぱり解らないのですが、こういうものに表と裏があるとしたら写真左が表で、
写真中が裏じゃないかと思います。
この焼き物の陶土は二万五千年前の阿蘇山の大噴火時に琵琶湖に溜まったズリンコと呼ばれる
粘土だそうです。鉄分含有量が多く、収縮率も高く扱いにくい代物で、これを蛇窯という形式の
登り窯で焼くそうです。もう、何がなんだか解りませんが、普段大風呂敷を広げるのが好きな
僕でも、さすがに「太古の阿蘇・琵琶湖」と云われると森羅万象に対する畏敬すら覚えますね。
大切にしたいと思います。ありがとうございました。