2007.08.01
Catch As Catch Can
僕は、この訃報を受けて、静かに少し凹んでいます。
“プロレスの神様”として知られ、現在では無我ワールド・プロレスリングの
名誉顧問を務めるカール・ゴッチさんが29日に死亡したことが報じられた。
ゴッチさんが亡くなったのは夜9時45分で死因は不明。82歳だった。
プロレスラーの名を挙げろと言われたら、1と2が猪木かゴッチ。3、4がなくて5が木戸修。
僕にとっては、文字通りの神様でした。
アントニオ猪木を通してカール・ゴッチがビル・ライレー・ジム(蛇の穴)を世に知らしめ、
我々はCatch As Catch Canの世界を垣間見る事が出来た訳です。
この「捕まえれるものは、捕まえろ」の精神は、僕の競馬に置ける座右の銘ともなっています(笑)
本当に、猪木vsゴッチ戦は凄かったです。興行的なプロレスとしては話にならない戦いでしたが
息を呑んで観るような凄まじいものでした。あれが僕のプロレスファンとしての根本です。
「腕が廻れば絶対に投げれる」と云いきり、アンドレ・ザ・ジャイアント(当時はモンスター・
ロシモフ)を相手に投げてみせたジャーマン・スープレックス・ホールドは一流の芸術であり、
彼の全てがストロング・スタイルでした。
生前のご活躍に感謝と畏敬の念を表し、謹んでご冥福をお祈りします。