2008.07.22
友人Fさん一行と、「La Antica Casa」にも行ってきました。その時に飲んだものです。
まず、アウグーリ ヴィノ・スプマンテ・ブリュットです。
もう本当に暑かったですからね。スプマンテでしょ、やっぱり。
ピノ・ネロ60%、シャルドネ18%、リースリング22%です。
フルーティだけど、しっかりとした酸味もあります。発泡もしっかりあった感じがします。
エチケットに大書されている”Auguri”とは、イタリア語で「おめでとう」という意味です。
パーティの始まりとか、新年のカウントダウンとか、お祝いに重宝なスプマンテだと思います。
こちらは、以前紹介したことのあるマス・デ・モニストロルのカバ レセルバ ブルットです。
マカベオ40%、チャレーダ30%、チャレロ30%だそうです。訳が解らん(^^;
以前紹介したやつは、熟成36ヶ月もんだったのですが、これは15ヶ月です。
並みのシャンパンなら熟成は15ヶ月ですから、これは決して短い訳じゃないです。
ましてや丁寧な瓶内2次発酵のカバですから、豊かなフレーバーは楽しめます。
実際に飲んでみた感じでは、同じマス・デ・モニストロルでも、こちらの方がすっきり飲めて
好き!という人がいてもおかしくないなと僕は思いました。好みじゃないでしょうか?
特に暑い今の時期は、こっちの方を僕も推します(笑)
ただ、プレミアムレセルバ36ヶ月との価格差は僅かなものなので、我慢する事はないです。
どちらも、コスパが高く、損のないCAVAだと思います。
えっと、2日間続けて「La Antica Casa」に行ったので、続きます(笑)
2008.06.17
おはまさん達、御一行の目的は、「La Antica Casa」なので、勿論行ってきました(^^)
この日のこのお店は、凄かったですね。写真のような皿がバンバン出てきた(笑)
写真は左からクロスティーニ、生ハム盛合わせ、サラミ系ハム盛合わせ。
当然ですが、1皿で3人分です。こんなもん、1人では食べ切れません。
この日は6名だったので、この皿が2枚づつ出てきました。この時点で飽和状態です(笑)
写真左:フランス・ロワール産ホワイトアスパラのグリル。グアンチャーレ添え。
写真中:正真正銘、水牛のモッツァレラを丸々ひとつ(笑)
写真右:甘エビ、鯵、サーモンのカルパッチョ。
記憶が確かならば、出てきた順番に並べてるのですが、6皿めにカルパッチョですから(笑)
モッツァレラ、おいしかったね(笑)>まゆちゃん
ホワイトアスパラのグリルもあの甘さが奇跡ですね。
写真左:エスカルゴ風さざえ。何度も云うけどソースが美味しいんです。
普通のエスカルゴバターだったら、食べれない人がいたと思われます(^^;
写真中:トレヴィスと赤ワインのリゾット。トレヴィスと云うのが一般的に通じると思うのですが、
ラディッキオです。種類はプレコーチェだと思います。後からグリルでも出てきたので、良いものが
入荷してきたのだと思います。リゾットに入ってるパンチェッタ(まさか、これはグアンチャーレ
ではないですよね)のアクセントがステキでした。
写真右:ほうれん草を練りこんだフェットチーネ。あれ?タリオリーニかな?(笑)
で、・・・何皿だ?あ、9皿ですね。まだ続く。
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2008.05.14
先日いただいたお手土産のお礼に「La Antica Casa」へ行ってきました。
土産話を聞いていたらまた東京へ行きたくなりましたね。てか中目黒へ(笑)
写真は「フルーツトマトとモッツァレラのクロスティーニ」。
トマトとチーズが美味しいのは、もう当たり前に美味しいのですが、なんかソースとなるオイルが
美味しいんですよね。味の加減とサジ加減。かかりすぎててもパンがぐちゃぐちゃになるし。
で、やっぱりトマトの甘さとモッツァレラのくせがない濃厚感でしょうか(^^)
写真左と中。杉本ポークのグリル。福井県の畜産で1週間に1頭だそうです。調べたのですが、
情報は無し。でも福井市のフレンチでも使用されてる店があるようですね。
美味しかったけど、肉がいいのか腕がいいのか(笑)
写真右は食べ比べのために出してくれたイベリコ豚のグリル。これも旨っ。
てか、脂の旨味に絶対のものがありますね。やっぱ種の問題かな(^^;
ごちそうさまでした。今回もおいしいものをありがとうございました。
2008.04.22
デシモーネのカレンダーを手土産に「La Antica Casa」へ行ってきました。
この日は仕事が終わるのが遅くなり、お腹が減ってる訳でも膨れている訳でもなく、お任せで。
写真左は「くりかぼちゃと原木椎茸のマリネ」です。うちも普段はほとんど和食で、カボチャと
椎茸は結構食べますが、マリネの感覚はなかったですね。おいしい。おいしい。
写真右は「エスカルゴ風さざえ」。付け合せのパンもおいしいけど、ツボ焼きじゃないサザエも
絶妙の味です。僕はエスカルゴは、かたつむりが嫌いな訳じゃなく、ソースの極端な味が苦手
なのですが、やっぱり僕が苦手なのはソースだと確信しました。だって、時代屋で食べる
エスカルゴや、このサザエはメチャクチャおいしい。
リグーリア州の代表的なパスタ、CORZETTI(コルツェッティ)です。
先日行った「カシーナ・カナミッラ」のブオンリコルド料理でしたので、シェフの佐藤シェフに
対するライバル心のオマージュだと思います(笑)
使われているムール貝はアドリア海産だそうです。とにかく旨い。
写真右はコルツェッティの木型。まず、模様のない底の部分でパスタを円形にくり抜きます。
そして、円形の生地を模様の面に載せて、もうひとつの型で上から押さえると、両面に違う
模様が刻まれます。これは視覚に訴えますが、実際は凹凸の食感やソースを絡める役目を
果たしています。いや、本当においしかったです。ごちそうさまでした。
2008.02.18
「La Antica Casa」に行って食べたものです。
トレヴィスの赤ワインのリゾット。
うん、こんなもん、初めて食べました。赤ワイン風味のリゾットなんて。おいしい。
トレヴィスは、こうやってもえぐさがないですね。不思議。
これにもパンチェッタが入ってました。ほんと、おいしいです。
トレヴィスはヴェネト産だと思いますが、これもヴェネト州の料理でしょうか。
パスタは、菜の花のオレキエッティ。
オレキエッティってのは「小さな耳」って意味だそうです。まぁ耳たぶみたいなもん。
少しモチっとした歯ごたえがある、しっかしりしたショートパスタです。
ソースともうまく絡んでいるので、味もしっかりしています。
これは完全にプーリア風ですよね。
奇しくもアドリア海沿岸、北と南の風を感じる料理でした。美味しかったです。
2008.02.17
フレッシュのホワイトアスパラガスが入荷したと聞き、「La Antica Casa」に行ってきました。
(写真左:菜の花とホワイトアスパラガスのフリット)
(写真中:ホワイトアスパラガスのグリル、黒トリュフ&パンチェッタ添え)
(写真右:フランス・ロワール産ホワイトアスパラガス)
フリットは、トリュフ塩かタルタルソースでいただきます。
めちゃくちゃ旨いです。菜の花もホワイトアスパラも春の訪れを告げる食材ですね(^^)
グリルの方もそうですが、苦さとかえぐ味とか全然なく、上品な甘みと香りがします。
そして柔らかいです。意外でしたが、淡白なホワイトアスパラガスにパンチェッタ合います。
火を通す前のホワイトアスパラガスもカズ君が持って来てくれて写真を撮らせていただきましたが、
本当に瑞々しい感じがしました。長さも長い!(笑)
太さも十分ですが、これから春になってイタリア産が出回るともっと太くなると思います。
アスパラガスは、細くても太くても繊維の本数は同じなので、太いほど柔らかいそうです。
このロワール産も十分柔らかかったですけどね。
ところで、グリルに添えてあったトリュフですが、このトリュフがやけに大きかったので撮影。
スライサーや皿から大きさは察してください(笑)。縞も綺麗に出てましたよ。
残念ながら黒トリュフはもうすぐ終わります。在庫限りでしょうかね?3月あるかな?
惜しむらくは「ホワイトアスパラガスのビスマルクとトリュフ」を食べてない事ですね。
これから旬のホワイトアスパラガスと旬が終わるトリュフのすれ違いの刹那です(笑)
しまったなぁ、食べておけばよかったかな。おはまさんでも呼んで、また行くか(笑)
あ、トリュフ塩なら一年中ありますね(笑)
2008.01.29
時代屋で、もう一皿いただきました。てか、サービスしてくれました(^^)
菜の花とラディッキオのグリルです。
どちらも、ほろ苦さをもった野菜で、好きな方はその苦さが良いんでしょうが、元々野菜嫌いな
僕は苦さが苦手です。でもね、これはグリルしてあるせいもあるでしょうが、全然苦くない。
甘い。ラディッキオなんて、チコリですよ。でも、苦くない。甘い。おいしい!
ちなみに以前、タルディーボに関する記事を書いたことがありますが、これはプレコーチェって
種類のラディッキオです。
トレヴィーゾを産地とするラディッキオにはプレコーチェとタルディーボが有名です。
正しくはプレコーチェ・メソーラって云うのかな。そのプレコーチェが大量入荷(笑)
最近はラディッキオも一年中あるんですね。育成が難しく軟白とかの手がかかって大変でしょうが。
その分、高価だと思います。どなたかラディッキオを大量に栽培してくれないですか?
確か、タルディーボの種は時代屋にあった気がします(笑)
2008.01.27
(写真左:地蛸ととろサーモンのカルパッチョ)
(写真右:菜の花とホタルイカのパスタ)
今年初めての時代屋に行ってきました。相変わらず繁盛しています。何よりです。
また、いろんな皿やランプやフィギュアが明らかに増えていました(笑)
さて、お料理ですが、このカルパッチョおいしかった。タコも信じられないくらい柔らかくて。
とろサーモンも。とろサーモンと云ってもお笑い芸人じゃないですから(笑)
こういうものです。
僕は焼き鮭は大好きですが、ルイベとかスモークサーモンは余り有り難く思わない人です。嫌いじゃ
ないから、食べるけどね。だから、お寿司のサーモンも嫌いじゃないけど、すすんでは食べません。
でも、このとろサーモンは旨かった。癖もないし、脂が上品。カルパッチョに絶妙。
まぁ、カルパッチョと云ってもかかってるのがオーリオだけでなく、ちょこちょこ手を加えてある
んですけどね。これが味を際だ立てているのは解るのですが。本当においしかったです。
パスタの方もおいしかったですよ。一見、バジルソースに見えるのですが、菜の花のソースですね。
別にペーストとかにしてある訳じゃない。絡める際に、火が通って柔らかくなった菜の花を、
うまく和えるそうです。もちろんトッピングされてる菜の花は、シャキっとしてます。
ホタルイカもおいしかったです。ごちそうさまでした。
さぁ今年は、あとどれだけ美味しいイタリア料理を食べれるかな。楽しみです。
油断すると美術工芸品が増えているので、チェックも入れておかないと(笑)
2007.12.19
これがFクン達と「La Antica Casa」で抜いた2本目のワインなんですが・・・。
僕は本当に味見程度なんです。今、猛烈に後悔しています。もっと飲んでおくべきだったと。
ヴィンテージは99年。てか、PRIMO PALATUM NAVARRA(プリモ・パラトゥム ナヴァラ)は、
この年だけ。開栓後、シェフは未だだと感じたのかデキャンタージュしてくれたのですが、
これが素晴らしい香りの素直に美味しいワインだったのです。
甘い感じの果実香も果実味も豊かで、ぶわっーと来る感じの。でも余り飲んでないのです。
単一品種ではないと思ってましたが、Tempranillo 50%, Cabernet Sauvignon 50%だそうです。
ボルドーのネゴシアンがスペインのナヴァラで3000本だけ作ったワインだそうです。
シェフ、ご存知でした?
参りました。もう2度と飲めないかも。もっと飲んでおくべきでした(^^;
これ、美味しいから覚えておこうと思ってたもんで。多分、FクンやTクンも。
もう知らん!プリモ・パラトゥムについては、こちらを勝手に見て下さい。
もし、これを見つけた方がいらっしゃったら即買いすることをお薦めします。
絶対に美味しいから。買って損することはないです。
てか、そのうち素晴らしい値段に高騰するでしょう。モノがないんだから。
だから、セラーをお持ちでない方や保存に自信のない方は即飲みです。
もちろん、デキャンタージュをお薦めしますが、勝手に開くのを待つのも悪くないかも。
「La Antica Casa」に行ったのは、いつもの同級生の気が置けない連中だったので、あーでもない
こーでもないと下らない話をしつつ、オリーブオイルについて言及していたら、こんなもんが出て
きました。くどいようですが、こんなもん、間違っても正規のメニューじゃないです(笑)
「利きオリーブオイル大会」(パフパフ♪・違)
浮かしてあるピンクペッパーの数は、それぞれの皿番号を意味します(笑)
ちなみに、全てエキスタラヴァージンオイルです。まずいものは、ないです。
・マルケ州産2005年SOL MEDIO部門金賞
・スペイン産
・トスカーナ産 ノンフィルター
・トスカーナ産 ミシュラン店で使用
・プーリア産
わからんもんですね。僕なんか全部外した。あら?
結論、スペイン産はコスパが高い(笑)
2007.12.18
「La Antica Casa」に行ったのは、いつもの同級生の気が置けない連中だったので、あーでもない
こーでもないと下らない話をしつつ、トリュフ塩の話までしていたら、こんなものが出てきました。
それが、この写真です。「トリュフチョコ&白トリュフ入り塩」(笑)
こんなもん、間違っても正規のメニューじゃないですからね!
で、味見してみると、チョコと塩は相性が良いのでなかなかでした(^^)
てか、みんな(特にFクン)は、「白トリュフ入り塩」にのけぞっていたので、チョコを味わう
余裕がなかったかもしれません(笑)
とにかく、この「白トリュフ入り塩」の威力を知ってもらえただけで僕は満足です。