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2008.08.19

Colline Teramane

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Montepulciano d’Aburuzzo Colline Teramane VIZZARRO(コッリーネ・テラマーネ)
お盆に友人が来た時に開けたワインです。実際飲んだのは僕を含めて3人ですが。
これは当日仕入れたワインなのですが、何気に高価でとりあえず抜いてみました。
非常に濃い色合いです。フルボディですね。
これがモンテプルチャーノかと思うくらい力強い味わいです。
樽香や果実系の香りやチョコ系の香りや何もかもが強いです。酸味は強くなく、タンニンも
余り感じないのですが、多分タンニンはあります。他の芳香や味覚がぐわっーと来るので、
僕みたいな飲み手には訳がわからないだけだと思います(笑)
この2003年がファースト・ヴィンテージらしく、生産量は僅か5,000本らしいのですが、
このワインで2003年ってのは、もしかすると早すぎるのかも。
でも、バランスは悪くないです。十分おいしさと力強さは伝わってきてます。
僕が飲んだことのあるモンテプルチャーノの中では(僅かな本数しか飲んでないけど)、
これは、物凄いワインです。なんか迫力が違うな。お薦めします。

週刊世界の美術館

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最新保存版 週刊世界の美術館(1)ルーヴル美術館(1)(フランス)
最新保存版 週刊世界の美術館(4)ヴァティカン美術館(1)(イタリア)
先月に講談社から刊行されています。全80巻。この種のデアゴスティーニみたいな手法は、
既に辟易している感があるのですが、要は需要と供給が一致していれば良いわけです。
僕が回収した2冊のうち創刊号はルーヴル美術館で290円。もう一冊のヴァティカン美術館は
580円。どちらも全館MAP付き。
「モナ・リザ」「ナポレオンの戴冠」「サモトラケのニケ」「カナの婚宴」や「最後の審判」
「天地創造」などが見れるのは悪くないでしょ。
大切なのは、こういう出版物を見て、本物を見たかのような錯覚に捉われない事です。
そのことさえ間違えなければ、この種の解説書は大いに役に立つと思います。
時間がなくて、ぜーぜー云いながら辿り着いて見る「サモトラケのニケ」とは違った感覚で。
大体、世界的な美術館となれば、時間をどれだけかけて見ても、かけ過ぎることはないのに、
一般の旅行者にはそんな時間なんてある筈がないのですから(笑)あらかじめ、ある程度の、
知識を蓄えておくことは無駄ではないと思いますね。
ほんと、「天地創造」なんて何にも知らずに見てたら、どこを見れば良いのか考えてるうちに
首が痛くなって気が狂いそうになりますからね(笑)