2008.03.20
ほり川 田村長で食事をして、これを手土産にもらったのですが、ちょっと感動モノだったので、
別エントリーにしてみました(^^)
昨今、焼き鯖寿司と云えばやっぱりこれな訳ですよ、普通は。
みち子がお届けする 純国産 浜焼き鯖寿司
これはこれで、爆発的な人気を誇るし、実際に初めて食する方には感動的な味覚だと思うので、
まだの方は是非一度食べてみて欲しいけれど、僕は田村長仕立てが初めてだったので、こちらに
感動してしまいました(笑)
『香ばしく焼き上げた鯖の身をほぐし、当店独自の製法で仕上げました。』って。
簡単に書いてあるけど、凄い事ですよ、これは。
炭火で焼いて、皮をはがして、骨を全部取って、ほぐして・・・・。
しかも、鯖と言えば脂のノリが命なわけで、はらみの部分は脂がかなり乗っています。
だから、単にほぐして和えるだけでは、脂っぽくなってしまう筈です。
それが決してそんな事にはなっていません。これは本当に独自の製法の何かです。
おまけに胡麻を和えた寿司飯が絶妙なマッチなんですね、これが。おいしい。
畏るべし、田村長仕立て(笑)
アーサー・C・クラーク氏が、90歳でお亡くなりになられました。
クラークの三法則
・高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。
また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
・可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまで
やってみることである。
・充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。
僕は氏の作品をほとんど読んでいないし、余り接点はないのですが、この「クラークの三法則」は
有名なので知ってます。てか僕の心を捉えました(^^;
wikipediaで見ると、2番目と3番目は取って付けたような経緯のようですが、最初のだけで
十分だと僕は感じています。
晩節は作品、発言共に疑問符が付きまといましたが、またひとつ巨星が消えた感は否めません。
謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
イタリア野菜のABC(アービーチー)著者:長本和子
遂に回収(^^)
イタリア郷土料理研究家の長本和子さんが長年に渡り現地で丁寧に取材、撮影した
みずみずしい野菜の写真と伝統野菜の蘊蓄、野菜本来の味が楽しめるシンプルな料理法や
食べ方を紹介する楽しい1冊です。
「イタリア料理の神髄は穀物と野菜にあり」らしいですから(笑)
単にイタリア野菜を扱った本ではないです。
辞書とか図鑑的な使い方も出来ますが、読み物としても成立しています。
オールカラー版なのではの楽しさもあります。
僕はイタリア通になりたいとも思いませんし、イタリア料理に深く関わる気もないですが、
それでも十分に興味を満たしてくれる1冊です。
僕は、値段に見合った価値のある良い書籍だと思います。