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2006.04.23

カツ丼

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敦賀ヨーロッパ軒のカツ丼です。
久しぶりに食べました。先日、友達(おはま)と電話で話してたら食べたくなったので。
敦賀に住む人間にとって、「ヨーロッパ軒のカツ丼」と先日書いた「一力のラーメン」ってのは、
ソウル・フーズなんです(笑)
ヨーロッパ軒の本家は福井にあるんですが、60年代~70年代にかけて福井市は敦賀市に比べたら
都会で、お店も色々あったんですね。敦賀市には洋食と呼べる店が2、3軒しかなかった(笑)
この頃の敦賀は凄かったよ。初めて出来たエスカレータで子供が、はしゃぎまくり(笑)
そんな時代背景を味方に敦賀ヨーロッパ軒は地元に根付いてしまったのです。
現在では、ひいき目なしに、福井の総本店より美味しいと思います。
ただレストランと云っても、食堂みたいなもんだから、サービスはひどいもんですが。
「ヨーロッパ軒」も「一力」も、すごいのは味が変わらないことね。
ソウル・フーズなんだから味が変わっては、客が逃げますから。
でも、本当は変わってるのに、「味が変わってない」と思わせてることね。
素材もお米も麺も、火の通し方も、そりゃ変わってます。一目瞭然というか、食えばわかる。
でも、「味が変わってない」って思わる進化だから世紀が変わってもソウル・フーズ。
案外すごいことかもしれないです。