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2004.08.19

フィギュア de 42[18]

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世界名作劇場です。「フランダースの犬」。ネロとパトラッシュの物語。
満足に薬も買えないまま、大切なおじいさんは他界してしまう。
風車小屋が火事になリ、放火の容疑までかけられ、牛乳運びの仕事も失う。
クリスマスの日、希望を胸に絵のコンクールの発表を見に行ったネロだったが、結果は落選。
全てを失ったネロは、いつしかあの絵の架かる大聖堂へ。そこでネロが見たものは・・・
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夢にまで見た念願のルーベンスの2枚の絵。「キリスト降架」と「キリスト昇架」。
「神様、僕 はもう思い残すことはあリません…」
至福の表情を浮かべるネロのそばに、後を追ってきたパトラッシュが寄り添い、二人は幸せに包まれながら静かに目を閉じる。
世界で一番卑怯なお話(><)小学2年生の時にTVじゃなくて、本で読んで号泣したな。
「泣いた赤鬼」と双璧をなす卑怯さだ。