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2004.12.14

敵はもっと遠くにいる

いつものようにネットを巡回していて素晴らしい記事に出会った。
巡回だから、無作為でなくて巡り合うべくして巡り合ったのだけど、
感じ入る処があり、紹介したいと思った。
はてなのsahyaさんの悪態日記
実にポジティブで、かつ大観的な内容。
で、もうひとつおなじみcurioさんのはてな
ここ数日の荒ぶる魂を昇華させたようで、個人的に嬉しかった。
おふた方とも書き終えた後に、自分の温度の高さを心配されてるような記述も見受けられたけど、全然心配無用。
割り切れない気持ちは、捨てきれないと思う。
でも「(何かが)足りない、足りない」とボヤくばかりでなく、前に進もうとする気持ち。
早川義夫は「敵はもっと遠くにいる」と云った。
そう。「もっと遠くにいる」か「近すぎて見えない」かのどちらかだ。
「近すぎて見えない」のは、自分が敵だから。
前述で大観的と書いたのは、sahyaさんにはその辺りが見えていると思ったから。


でも、当該でない僕はおふたりが敢えて書かなかったことも書こう。
誤解を怖れずに云うならば、僕はダフ屋は認めている。
勿論、社会通念上、許されるものではない。
が、格闘技やミュージシャンの公演にはいつも存在してた。
興行には興行主がいるように、ダフ屋も表裏一体だ。
美空ひばりだって、興行するには興行主がいた。
そして、その存在は社会通念上、あまり好まれる存在ではなかっただろう。
ただ、ダフ屋だって何だって、捕まればそれまで。
僕は2度ほどダフ屋を出し抜いた経験があるけど、そうやって損することもあるわけだ。
彼らの存在は、その戦いこそがアイデンティティなのだ。
けど、最近のネットでの欲丸出しの転売には、それがない。
ハイエナやヒルの存在の方がまだマシだ。
ハイエナやヒルには、アイデンティティがある。
「需要と供給のバランス」って言葉が拠り所か。
麻薬の密売者も同じ事を言うぜ、きっと。
そんなクズの傀儡となり温床となっている、ヤフーを代表とするネット・オークション。
真っ当な利用者と区別がつかない?
つきます。簡単につきます。やる気がないだけだ。
ダメなものは駄目だと云うのに遠慮は要らないから敢えて書いた。
でも、そんなシステムの存在悪を評する前に、自分がどうあるべきか示してくれた2人がいる。
それを読んで、そうありたいと思った方は、たくさんいるはず。
today’s nothingじゃ真っ赤な嘘だよ。

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