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2007.11.20

探偵ガリレオ

探偵ガリレオ (文春文庫)
探偵ガリレオ(著)東野圭吾
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。


ドラマも結構面白く展開していますが、原作も面白いですね。
読んでからドラマを観ても、ドラマを観てから読んでも、どっちでも楽しめると思います。
ただ、読み始めてすぐに気づくのですが、これは短編の「読み物」です。
掲載誌も「オール讀物」ですし(笑)他の東野圭吾作品の小説のような緻密さや筆致を
求めてはいけません。軽めの文章なので、テンポ良く読むことが出来ます。
展開に無理と言うかご都合主義はあるけれど、不快なほどではないし、詳細を端折った
部分も見受けられますが、それをどうこう論じるのはおかしいと思います。
これは、こういう「読み物」であるということです。
こういうキャラクターものは、いいですね。
いや、湯川学のキャラが魅力的とか云うんじゃなくて。連作により湯川学と草薙俊平の
キャラは徐々に構築されていくので、いちいち捜査側の人物描写の手続きが要らないの
ですよ。容疑者と被害者の人物背景を追えばいいわけで、これがテンポの良さです。
これが栗本薫だと既に立っているキャラの修飾が繰り返しバカみたいに行なわれるの
ですが、東野圭吾は勿論そんなことはしません。
とにかく、読みやすくて楽しめる本です。
ただ、僕は「容疑者Xの献身」を未だ読んでないのですが、長編ミステリー小説となると
こうはいかないよ。って訳で、読んでみるのが楽しみです。

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