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2007.12.03

コンティ・ゼッカ2007

おはまさんの友人達と「時代屋」でノヴェッロを楽しんできました。
今年も僕のノヴェッロは、これです。4年連続。
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ノヴェッロ・サレント コンティ・ゼッカ[2007]
南イタリアのプーリア州、サレント半島産です。
果実味があふれるというか、新酒とは思えないほど濃厚な力を感じます。
でも、やはり新酒ならではのフレッシュ感も感じますし、口当たりもいいです。
こうやって、毎年無事に同じノヴェッロを楽しめる幸せも感じます。
そして、ワインは誰と飲むかも重要だそうです。
そりゃそうだ。僕だけじゃ1杯しか飲めないから(違)
ノヴェッロ以外のワインも飲んだのですが、それは後日に(^^)

2007.11.04

スクリュープル

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以前にも紹介したルクルーゼのスクリュープル「3in 1」ですが、どうやらメーカーが、
製造を止めたみたいで廃番のところが増えてきています。
別に不具合があったわけでもなさそうで、多分その上の商品展開があるので、整理したいのだと
考えているんじゃないかと思うのですが。
でも、「3in 1」は安価でカラフルが魅力ですから、欲しい色がある方はお早めに回収することを
お薦めします。実際、カラーによって売り切れてるショップが多いです。
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スクリュープル・トリロジー ポケットモデル
でも、僕が現在狙ってるのは、こっちです(笑)
ポケットモデルらしいのですが、テーブルモデルよりハンドルが大きいのですよ。
あと、スタンド代わりになっているフォイル・カッターが使い易そうなので。
色もこのレッドはステキじゃないかと思います。欲しいな。

2007.10.23

モンペラ木箱入り

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最近、ワインに嵌まっている友人が写メを送ってきました。ぎゃははは!
シャトー・モンペラを木箱で買ったようです(笑)しかも、ヴィンテージは2005年。
僕は、モンペラ飲んだこともないですが、欧州は2005年は当たり年だったようですから、
今後続々とプレミアなワインが送り出されてくるんでしょうね。
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シャトー・モンペラ[2005]
安くはないですが飲んでみる価値はあると思います。

2007.10.18

CASTELLI DEL DUCA

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カステッリ・デル・ルゥーカ ロッソ
おはまさん達と「La Antica Casa」へ行った時に抜いたワインの3本目です。
イタリア万歳!(^^)これは、解り易くおいしかったです(笑)
少し黄色じゃないなオレンジっぽい赤色。わりとしっかりしたボディなのですがまろやかというか
丸みがあるという表現を使うのでしょうか(笑)聞けばボナルダ種とかいう訳の解らない品種です。
エミリア・ロマーニャの地葡萄だそうです。うん、こういうのが僕は好きです。
だからと言って決して薄っぺらいモノじゃないです。ほんと値打ちのあるワインです、これは。
え、メディチ家が立ち上げたブランドなんですか?
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ヴァケラス・ヴィエイユ・ヴィーニュ[ドメーヌ・ル・クルリュ]
で、4本目。最後にチーフが抜いてくれたワインです。ブラインドで当てろとやりあってましたが。
なんか熟成が感じられて、タンニンを感じるけど嫌らしくなくて、酸味と何かの芳香が強く思え
複雑な感じ。口に含んで飲むと、何だか力強さを感じます。
聞けばコート・デュ・ローヌでグルナッシュ種。そりゃ解らない。ちょっと地図も持ってきて(笑)
僕なりに美味しかったですが、こういうのはワイン好きな人に任せます。
このワインを評する事が出来るようになればワイン通だと思います。
うわっ!高価ですね!これ、ちょっと勿体ない飲み方しましたね。最初に飲んだらもう少し違う
楽しみ方が出来たかもしれません。午前1時頃に飲むのはもったいないです(笑)
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ラ・スピネッタ/パッシート・オーロ
忘れてました。途中、写真左のようなグラスで、こんな高価なワインも飲ませていただきました。
モスカート種ってのを通常より遅く収穫し、その後セラーの中で陰干しして造られるそうです。
全然違いますが枝付き干し葡萄のイメージではないかと(笑)甘く濃い味のワインです。
料理と合わせるというよりデザートと合わせるとか、食後酒でいいのではないかってくらいに。
でも、甘ったるいって印象はないですね。酸味もあります。これは強烈な印象でした(笑)

2007.10.17

LARINUM

おはまさん達と「La Antica Casa」へ行った時に抜いたワインも紹介しておきます。
僕がワインについて書くのはどうかと思いますが、備忘録も兼ねてなのでご容赦ください。
あと、騙されてみてもいいかなって方は、ぜひどうぞ(笑)安いですから。
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ラリナム モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
1本目はこれでした。お約束のモンテプルチアーノ。でも、抜群においしかったです!
色は濃いです。香りも甘い香りがぶわっと広がります。しっかりとした味ですが、酸味はまぁまぁ、
甘くはないですね。少しスパイシーな感じもします。とにかく果実香が豊かです。
これ、本当に美味しかったです。っつうか僕にはモンテプルチアーノが合うのかも(笑)
で、今調べたらロバートパーカーJrも「トラック単位で購入すべきワイン」って言ってるそう
ですね。でも、そんなの関係ねぇ!この値段に瞠目してください。騙されてもいいでしょ。
リストランテで十分グラスワインに使えるでしょ、これは。
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LZ(エレセッタ)テルモ・ロドリゲス
2本目は、これでした。おはまさんはスペインワインが好きなのとジャケット買いする傾向に
あることを考慮してのシェフのチョイスだと思います。確かにラベルも斬新なら味も斬新(笑)
僕には斬新すぎました。明るいルビー色だけど濃くはなく、フレッシュな果実香やかずかに
ハーブ香がするのですが、なんかよく解りませんでした。
「これはテンプラニーニョ単一じゃないよね?」とか「時間を置いたら少し味が変わってきた」
とか、おはまさんと怪訝そうに話しながらも、いまいちよく解らなかったのですが、
さっき調べたらテルモ・ロドリゲスってガーゴですよね、確か。
で、ランサガのセカンド的存在ってことだそうです。相変わらずよく解らないけど(笑)
かなり繊細な作り手のようで、ヴィンテージは2001年だったのですが、開栓翌日でもおいしいって
記述も見つけたので、もしかすると置いておけばもっと変わったかも。要するにそういうワインは
まだまだ指導者がいないと僕には解らないということです(笑)
とりあえず、あと2本飲んだけど、長くなったので、次の機会に。

2007.10.15

GARCIA CARRION

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ガルシア・カリオン・テンプラニーリョ
僕は何度も云うように下戸だから晩酌どころか缶ビールすら要らないし、ワインを飲むことも
非日常です。でも、世の中にはデイリーにワインを楽しみたい方ってのもいるんですよね。
そして、よほどお金持ちでない限り、千円代のワインでも毎日飲むとなるとなると結構厳しいん
じゃないかと思います。
だからと云って500円程度のワインがどの程度にあるかは僕は知りません。
料理用とかのがマズイのは知ってますが(笑)
で、このガルシア・カリオン・テンプラニーリョは箱に入って3リットル。
劣化を考えるとデイリーワインには向かないかもしれませんが、多人数が集まるパーティ用に。
もしくは、2人で毎日2本は飲むという方などには、2日分にはなるでしょう(爆)
「さすがに高価な瓶ワインに味は及ばないけど、十分おいしいワイン」と云っていたのは、
僕の信用出来る友人です。いや、この際、人間として信用出来るかは別として(笑)、
このクラスのワインのティスティングに関しては、ある程度信用がおける筈です。
だって、ある程度、生活もかかっていますから(笑)
そんな友人が薦めるこのワイン。この値段でテンプラニーリョ単一品種のスパイシーな味と、
フルーティな香りが楽しめるとしたら買いかもしれません。僕も一度、試してみます。

2007.10.11

イタリア展(02)

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“Jorio” Montepulciano d’Abruzzo
基本的にワインは回収しないのですが、出会えて嬉しかったので回収(笑)
ウマニ・ロンキ社、アブルッツォ州産の逸品。
買う前に試飲させていただきました。色は鮮やかなルビーレッド、豊かなフルーツの香り、
しっかりとした酸味があるのですが、とがった感じじゃなく、まろやかさを感じさせる味です。
僕みたいな者にでも、ひと口ではっきり解ります。誰にでも解るということです(笑)
ただ、これが単一畑のモンテプルチアーノ100%で作られた魅力なのかどうか僕には解りません。
「神の雫」に掲載されて以来、バカ売れしたとの話も聞きますが、この値段とこの味では、
コスパは良すぎるんじゃないでしょうか。
ちなみに、このワインもモンテ物産さんの扱いです。

2007.09.03

Screwpull

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ルクルーゼ スクリュープル 3inOne
これが、友人のおはま推薦のワインのコルクオープナーです。ル・クルーゼ(笑)
いや、ソムリエナイフで難なく抜ければ問題ないんですけどね。
でも、大抵の人は無理。ならば無理する必要はないわけです。如何にスマートに抜くかです。
これは、レバーを起こして時計回りに回すだけです。最初は入っていって、途中からコルクが
抜けてきます。誰でも出来ます。しかもコルクを崩すことのないスムーズな動作を生み出す
テフロン加工のら旋状スクリューは、NASAの宇宙工学技術が生み出したものです(笑)
「ル・クルーゼ」「NASAの宇宙工学技術」このワードに弱い人、いるはずです!(俺か?)
フォイルカッター付きってのもいいですよね。僕は3in1的発想は余り好みませんが、
くっついていて便利なものは便利なのです(^^)
そして何よりル・クルーゼならではの、この発色の良さでしょう。一部では廃番の色も出てる
ようですが、紹介したサイトでは、まだ在庫もあるようです。
やはりこういうアイテムは自分の好きな色を。なんか嬉しくなるでしょ。
ワインのことは語れない僕ですが、ワインを抜く行為には、そういうことや笑顔が大切だと思います。

2007.08.30

RIEDEL

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RIEDELペアワイングラス
昨日のワインセラーの続き(^^;
ってか、ワインセラーよりグラスの方が先じゃないかと(笑)
だからと云ってワイングラスの事なんて良く解りません。そんな時は、まず形から入れ!(笑)
なぜワイングラスはリーデルなのか?を考える前に、とりあえずリーデルを使った方が。
リーデルって赤ワイン用、白ワイン用とかより、葡萄の品種毎にグラスを作ってますね。
これこそがクラウス・リーデルのパッションであり、誠意ではないかと思います。
でも、いきなりそんなの解る筈もなく、そんなもん解った顔してると、変なウンチク野郎です。
けど、グラス形状やグラスの厚さとかは明らかに香りや口当たりに影響します。
とりあえず、これぐらいのグラスは用意した方が良いんじゃないかと思うのですが。
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リーデル・オヴァチュア レッドワインカートン(4個入り)
こちらは、さらに小ぶりで安易な分、廉価。でも4つくらいあってもいいでしょ。
ここから上級ワイングラスに進むかどうかは、その人次第だと思います。
僕なんかは、一生これで良さそうな気もします(笑)
4つあれば、割れても気楽。クロスを使った拭き方をマスターしたいですね。くるくるって(笑)

2007.08.26

Lacrima Baccus Cava

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Lacrima Baccus Cava Brut Reserva
先日、友人が来た時に飲んだCAVAです。「バッカスの涙」って意味だそうです。
カタルーニャ州カヴァス・ラヴェルノヤ社。
瓶内2次発酵ってのは、イマイチ解らないけど、シャンパンと同じ製法ですね。手抜き無し(笑)
抜いた際に、針金よじったら、ポンッ!!っていきなりコルクが抜けました。
危ねぇー!本当に、驚いた。あんまり音を立てて抜くのは上品じゃないです。失敗(苦笑)
そんな具合でしたから強烈な発泡かと思いきや、それほどでもない。
泡は細かくて繊細。果実の香りが甘ったるく感じられるくらい豊かです。
ブリュット(辛口)なので甘くはないのですが、他のbrutよりは甘いかも。
でも、この値段。これより安物を飲んで失望したり、数倍の値段がするシャンパンを安易に抜くより
僕は、これをお薦めします。何たって、値段が魅力です(^^)

2007.08.02

Teresa Raiz Decano Rosso

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Teresa Raiz Decano Rosso(テレザ・ライツ・デカノ・ロッソ)
先日「La Antica Casa」で友人と飲んだワインです。
いっしょにいただいた料理も素晴らしかったのですが、余り良い写真が撮れなかったので、
割愛させていただきます(苦笑)
さて、このワインですが北イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州テラザ・ライツ社の
フラッグ・シップといえるワインです。フリウリは白ワインだけじゃないぞ!ってことで。
ボルドー品種を使いラトゥールと同じ新樽を使用しているそうです。
おまけに後に「サッシカイヤ」を醸造したジャコモ・タキスも、この会社に尽力したそうです。
つたない僕の感想としては、フルボディっぽく、タンニンか何かが強く感じましたが、それほど
嫌らしくなく、むしろきれいな感じ。僕みたいな飲み手でもおいしく感じましたから、バランスが
良いのだと思います。てか、よく解らないけど、イタリアのワインを飲んでる気がしませんが(笑)
ヴィンテージは確か2000年だったと思うのですが、テラザ・ライツ社の公式サイト
2002年のデカノ・ロッソのテクニカルが掲載されていて、これがカベルネソーヴィニォン30%、
カベルネフラン10%、メルロー60%なんですよ。いかな僕でも、「あららら??」と思いました。
あれがメルロー60%?って感じです。で、色々ネットで検索してみたのですが、
2000年はソーヴィニォン40%、フラン40%、メルロー20%って表記を見つけました。
きっとこっちだと思います。
と、なると2002年も飲んでみたいですが、ヴィンテージ2000年はリーズナブルで隠れた逸品では
ないかと、駆け出しの僕は思います(爆)

2005.11.21

今年の葡萄を祝う

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(写真左:ボジョレー・ヌーヴォー ドメーヌ・サンダー レイモン・マテラン家
(写真右:ノヴェッロ・サレント コンティ・ゼッカ
「ポルコ・ロッソ」で友人達といただきました。奇しくも昨年と同じワイナリーのものを。
レイモン・マテラン家のドメーヌ・ド・サンダーは、ボジョレーヌーヴォーは割高のくせに、
薄くて不味いと云う印象を覆す、丁寧で美味しいワインでした、今年も。
昨年も書いたけど僕はガメイ種は苦手なんですけどね。でも、これは問題なく美味しいです。
ほんの少し渋みが残ってる感がありますが、気にならない程度でしょう。
フレッシュな感覚と薄いのは違うぜっ!て感じです。僕は来年もこれでいいです。
で、ボジョレーヌーヴォーはセレモニーみたいなもんで(笑)
本命は、こっち。コンティ・ゼッカ公爵家(笑)
南イタリア、プーリア州はサレント半島産。
主体は地ブドウのネグロ・アマーロとマルヴァジア・ネーラって聞き慣れない品種なんですが、
南方特有の濃密な感じが。勿論、新酒ですからフルーティさが前面に出ているのですが、
それだけじゃないしっかりした味です。
多分、地ブドウの良さを引き出す手法が巧くいってるんだと思うのです。
だから僕みたいな人間にもはっきり解るほど美味しいんだと思います。何だかパワーあります。
イタリアの北のほうは色々クセがあるらしいです。それだけに趣向によると思いますが、
このコンティ・ゼッカは、本当に旨いですって。
ヘタなヌーヴォーに金を出すくらいなら、ぜひ!

2004.12.11

バキュバン

VACUVIN バキュバン ストッパー付き ホワイト V-20
VACUVIN バキュバン ストッパー付き ホワイト V-20
1週間前の記事のコメントでTOさんが、ワインの飲み残しについて言及しているので、参考までに。
コルクを抜いた後にゴム製の替え栓を嵌めて、ポンプで空気をバキュームする仕組みです。
簡単、簡単^^85%の空気が抜けて、約1週間は大丈夫らしい。
約1週間は怪しいと思うけど3日間くらいなら大丈夫でしょ。
ちょっと洒落たお店でも、グラスワイン用のワインは、サーブした後にバキュバンしてるはずです。
お店ってのは、グラスワイン用のワインって頭痛の種だと思うけど。
で、プロも頼るわけだ。ちなみに、おフランス製です。

2004.12.04

ノヴェッロのススメ


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今年のボジョレーのヌーボーは、もう飲まれましたか?
僕は以前にも書いた通り、下戸なのですが、敢えて書きます^^;
昔から存在していたとは、ボジョレー・ヌーボーが日本でもてはやされた始めたのは、20年位前でしょうか?
本当は30年位前だと思うのですが、僕みたいな人間の耳に入るようになったのは25年位前です。
で、その頃、普通の酒屋で入手できたヌーボーの印象と言えば、
「まずい!」(笑)
確かにフルーティと云えば聞こえは良いが、薄い。
それでも、どんな料理にでも合うといえば合うし、話題性はあるし。
世界中のワイン愛好家が待ち望むヌーボー解禁を、時差の関係で日本が
最初の解禁になる。ってことですから。
ところが、ここまで猫も杓子もって感じになったりすると、
「酒屋には数日前に着いてるしよぉ。本国でもみんな飲んでるぜ。」と云いたくなる。
けど、20年前とは事情が変わった。
本当に、良いボジョレー・ヌーボーも入って来るようになった。
特に昨年は当たり年だったようだ。
こうなると、あとは好みですね。
ボジョレに使う、ガメイって品種が僕には合わないのかもしれない。
今年はイタリアのノヴェッロ(ヌーボーのことです)も味わった。
やけに、うまいんだ、これが。
しかもトスカーナもいいかと思うんだけど、南部が良さそう。
写真の品は、プーリアらしい。僕の飲んだのと別物だけど。
そろそろ船便が来てるのでお値打ち感もあるしさ。

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