2005.12.30

グイン・サーガ#105「風の騎士」

風の騎士―グイン・サーガ〈105〉グイン・サーガ#105「風の騎士」
今年、最後のグイン・サーガ。
今年は、99巻~105巻が上梓されました。
1年間に7冊は順調と喜んで良い筈なのですが。
油断してはいけません(笑)
・・・・・終わりませんな、これは。
核心から遠く離れて行っています。
なおかつ、面白くなってきている(困)
終わらせる気があるのか、栗本薫。
いいか、大団円に向けて面白くなくていいから。手続き上の伏線でいいから。
現行じゃ、150巻になっても終わらんぞ!(怒)

2005.12.04

走れ!タカハシ

走れ!タカハシ“走れ!タカハシ”(著)村上龍
Qちゃん(高橋尚子)じゃ、ないですよ。
日本一になったロッテの来季のコーチ陣が決まりました。
西村徳文(ヘッド兼外野守備)、井上祐二(投手)、
トーマス・ロブソン(打撃)、袴田英利(バッテリー)、
園川一美(ブルペン担当)、フランク・ランペン(内野守備走塁)、
そして、走塁コーチが高橋慶彦。
僕はTV中継でヨシヒコが映ると思わず「走れ!タカハシ!」って
心の中で小さく叫ぶのですが、走塁コーチは走りません(笑)
現役時代は広島カープで走りまくってた訳です。
高橋慶彦が塁に出ると妙な緊張感と危機感がスタジアムを支配しました。
僕が抱いた多くは危機感なんですが(笑)
そんな状況ではっきりしていたことは、彼は記録や年棒や目立ちたい精神で
走っていた訳ではないことです。
「フォア・ザ・チーム」を理解していた選手でしたが、その盗塁の多くは、
自分が走りたいから走っていたのではないかと、僕は思います(笑)
本書は、そんな高橋慶彦をめぐる冒険一般の人々を描いた短編。
(ちなみに「羊をめぐる冒険」は村上春樹です。)
この頃の村上龍はテニスボーイじゃなくても憂鬱になる作品が多いんだけど、
この短編集はライトタッチな秀作じゃないでしょうか。
それは、自分がヨシヒコを題材に書きたいから書いたからだと僕は思います。

2005.05.28

グインサーガ100「豹頭王の試練」

豹頭王の試練グインサーガ100「豹頭王の試練」
やっと読めました(笑)
遂に100巻。てか、もう101巻出てるらしいし。
20年前に読み出した頃には、百巻が現実的な数字では
ありませんでした。その時に試算してみた自分の年齢に
現実味を感じ取れなかったから。
でも、到達するもんだな。
で、何でまだまだ終わりそうにないのか?(笑)
読み始めた頃から、栗本薫のプロットに不安を感じては
いたのですが。
けど、徐々に核心には近づいています。
今回もチト強烈なヒキです。けど、またもや筆が流れそうな
嫌な予感もします。自分の作ってる展開に酔うなよ!
はよ101巻買ってこようっと。

2004.06.25

グイン・サーガ95巻「ドールの子」

ドールの子―グイン・サーガ(95) (ハヤカワ文庫JA)
「グイン・サーガ」とは人身豹頭の戦士グインを主人公にした、ヒロイック・ファンタジー小説です。
作者は栗本薫。1979年にハヤカワ文庫から刊行され、正編全100巻完結構想のサーガです。
しかし、既に100巻完結は無理(笑)とにかく95巻が発売された。

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