2007.05.14
イタリアで大の字(著)小栗 左多里&トニー・ラズロ
さおり&トニーのシリーズです。
出版社も、売れ線商品だからと言って「爆笑海外ルポ」なんて云って、無駄にハードル高くする
から、Amazonのカスタマーレビューなんかボロクソ書かれてます(笑)
いや、普通に面白いのに。っつうか、面白いのは僕だけか?(笑)
ヴェネツィア、フィレンツェ&トスカーナ、ローマ、ナポリ。
僕はピサの斜塔や碧の洞窟やトレビの泉等の観光案内なんて読みたくないです。
「アルレッキーノ」や「パンタローネ」の違いを、ふむふむと読んでる方が楽しい。
と、云った訳で、僕は結構興味深く読めました。・・・イタリア、行きたい。
2007.05.01
ひこねのよいにゃんこのおはなし
「ひこにゃん」出世物語(笑)興味のある方は是非どうぞ。
白いにゃんこが古いお寺におりました。
毎日、お空をながめてごろごろしておりました。
ある雨の日、お殿さまがやってきて…。
国宝・彦根城建築400年祭イメージキャラクター「ひこにゃん」誕生のおはなし。
以下、ネタばれにつき畳みます。
しかも、多分、読み進めると、絶対にこの本が欲しくなります。
僕は、責任が持てません(笑)自己責任で、どうぞ!
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2007.04.04
BRUTUS 2007年 4/15号
現在、東京国立博物館で「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」が開催中で、ダ・ヴィンチの
「受胎告知」が出展されているらしいです。それを受けてか先日はNHKでも番組やってたし、
今号のBRUTUSでは『西洋美術を100%楽しむ方法』が特集されています。
やはり芸術を楽しむためには素養が必要な場合があります。
誤解を避けるために云えば、飽くまでも楽しむためであって、知識をひけらかす為でなく(笑)
でも、それは無理。僕には無理。西洋美術どころか日本の常識でも怪しいんだから。
ましてや、宗教絡みのことなんて一朝一夕にどうにかなる訳もないわけです。
で、僕はそう云うことを以前から自覚していたので、ほとんど諦めているのですが、最低限知って
おいて損のないこともあります。
全てを知らなくても、少しでも知ってれば楽しめる部分があるってことです。
そういった意味でも、また資料的な価値の上でも、今回のBRUTUSは値打ちがありますね。
飽くまでも、僕にとっての話ですが(笑)
2007.03.22
不都合な真実
アルバート・アーノルド ・ゴア・ジュニア。
アップルコンピュータ取締役(まだやってるのかな?・笑)
僕は、アメリカが民主党であろうが、共和党であろうが、どうでもいいんだけど、アル・ゴアが
副大統領に選ばれる以前から彼がアメリカを背負ってくれることを期待していました。
で、その後の「全米情報スーパーハイウェイ構想」は、よく混同される現在のインターネットとは
違うんだけど、確かにインターネットの普及に寄与したことは間違いないです。
政策面でも現大統領を遥かに凌駕していたと思われる彼が大統領選で敗れた時、僕は失望しました。
結果論ながら彼がトップにいたならば、この不毛な戦争が始まっていたかどうかと思います。
まぁ、余談ながら彼の夫人はどうかと思いますがね(笑)「文化に対するテロリストだ。」って
フランク・ザッパが非難したのは知らなかった(爆)(Wikipedia参照)
で、「不都合な真実」ですが僕は映画も観ていなければ、本も読んでいません。
ま、映画はドキュメンタリーで別にTVでもいいんじゃないの?って感じだし、書籍は高価すぎます。
当初、これは講談社の暴挙だろと思ったのですが、本国でも14ドルくらいしてるし、オールページ
フルカラーだからこんなもんかな?まだ、それでもぼったくりに近いけどね(笑)
少し立ち読みしたけど、えらい無駄なレイアウトで、「何じゃこりゃ?」で感じです(笑)
元々、論旨というか訴えたいことは明白なので、本書を読まずとも色々知ることは容易です。
今号の「BRUTUS」だって「アル・ゴアが初めて語る地球温暖化とファッションの関係」らしいし、
「SWITCH」の3月号は、「スペシャル対談・アル・ゴア×須藤元気」が載ってたそうです。
わはは!この組み合わせ!(笑)確かに須藤元気は「不都合な真実」のオビにも寄せてたけど。
ところが、この「SWITCH」買い逃したんですよね。売り切れてた。多分、特集がミスチルだった
所為だと思うんだけど。読めないとなるとむしょうに読みたくなりますね。取り寄せようかな。
あ、ちなみに僕は地球温暖化対策に関して、アル・ゴアに全面的に賛成と言う訳ではありません。
あの場当たり的な京都議定書もどうかと思ってるし。ただ、ゴア批判として反対派が彼の自宅の
エネルギー消費量が云々と云ってるようなバカげた論旨とは一線を画したいですね(笑)
2007.03.13
演劇ぶっく 2007年 04月号
やっぱり毎年「演劇ぶっく」の4月号となれば、「演ぶチャート」の発表ですよね。
未回収の方が楽しみにしているといけないので、畳みます。
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2007.03.08
大山倍達正伝
やっと、読了(笑)最近、活字離れが甚だしかったのと、600頁を越えるノンフィクションだった
ために、やたら時間を要しました。
友人M氏から薦められたとはいえ、「何が悲しくて今更、大山倍達を読まなくてはいけないか。」
と思いつつ読み進めていましたが、内容的には中々興味深いものがありました。
確かに大山倍達伝説の虚構部分には我々なら知ってる部分も多くあるのですが、勿論知らないこと
の方が多いわけで。そりゃ、関係者だって知らないことも多いでしょうから。
それが必要か不必要かといえば、一般人には不必要なのですが(笑)
この本を読むべき人ってのは、どういう人なのか?って事を考えてしまいますね。少なくとも
組織名に「極真」の文字が入ってる関係者は読んだ方がいいかもしれません。
「正義なき力は圧制なり」の言葉の重さが違いますから。
でも、一般の人は読む必要のない本です(笑)
本書はドキュメンタリーでありながら(ドキュメンタリーにはありがちですが)、証言を拒否されて
いるケースが多々あります。生き証人ですら語りたくない部分があるわけです。
あと、証拠や記録がない部分が余りにも多すぎる訳です。そういう部分については状況を踏まえて
憶測するしか方法がない訳で、僕は個人的に憶測を交えて答えを導こうとする姿勢を咎めるつもりは
ありません。しかし、本書が何を何処へ導こうとしているのかが解りません。
いや、僕はぼんやりと気付いてるんだけど、僕は気付かないフリをして生きていこうと思います。
例えば大山氏と梶原氏の邂逅がこの世に存在しなければ、大山倍達は晩年、聖人君子のような
伝説を残したかもしれないし、芦原さんや黒崎さんや添野さんや石井さんらも、全然違うことに
なっていたと思います。何より松井章圭氏が違ってたでしょう。
でも、歴史は歴史としてあり、なおかつ全ての人がインサイダーの事情を知らねばいけないとは、
僕は思いません。
だから僕の口伝は今後も「日本にはマス大山という空手家がいてね」から始まり
「牛殺し」の話に進み、「ウィリーはメチャクチャ強かったけど反則負けした」と続くし、
「総裁の弟子にはケンカ十段と呼ばれる男がいて・・・」となります。
決して、知らない人にウィリーのアングルや芦原氏の晩節をわざわざ説明したりはしない。
真実は必ず存在するけれど、いつも真実を晒せばそれで良いという訳ではないと、本書を読みなが
ら考えました。
2007.02.05
サライ 2007年 2/15号
この表紙は卑怯でしょう(笑)誰が何と云っても卑怯だ。
とりあえず立ち読みもせず買ってしまうでしょ。それがサライだろうと何だろうと。
ましてやCD付きだし。それで650円だし。
・・・でもCDに収録されてたのは三代目金馬師匠と五代目小さん師匠と六代目松鶴師匠。
いや、いずれも名だたる明治大正生まれの名人です。でも、僕は小さん師匠を好まないし(笑)
「これでインスタントかい?」って。(←古すぎっ!)
まぁCDはいいとして、肝心の特集はというと、志ん生に8頁割かれてます。
これだけで僕は満足です(笑)落語の常識みたいなページもあって、まぁこれだけ押さえておけば
多摩美の落研出身の人とも仲良くやれるかと(笑)
2007.01.26
ミッキーマウス・トレジャーズ
かみさん用に回収(笑)
1928年にミッキーマウスが誕生してから今日までの軌跡をたどり、
その時々の記念になるお宝グッズ30余点を完全復刻して収録。
「ウォルト・ディズニー・アーカイブズ」のロバート・タイマンによる書き下ろし。
高価な書籍ですが、僕が購入する雑誌の類は、競馬やコンピュータなどトレンドものが多く、
時間が経てばゴミ。これは、半永久的に大切にされるものですからそれなりの価値はあるかと。
2007.01.17
BRUTUS (ブルータス) 2007年 2/1号
師匠1962さんに先を越されましたが(笑)
今号のBRUTUS誌は、茂木健一郎。
何だ、この黄色い表紙は?確信犯ですか?
見つけた途端にビビッ!ってきた、これがクオリアですか?(笑)
で、手にとってペラペラ見てみると、羽生善治、中沢新一・・・。笑ってしまい回収。
微妙すぎるだろ。どうせなら、もっとザクっと俗物な役者とか選んで欲しいです。
と、云うのも僕は茂木健一郎氏に必ずしも好意的であるとは云えないのです。
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2007.01.16
大山倍達正伝
先日、友人M氏から「この本は読むべきです」と薦められました。
M氏は僕のことをどう思ってるんだろ?僕は一介の市井の社会人であり、なるべく極真とか
大山とか梶原とか添野とか関わりたくないんですけど(笑)
まぁ、読めと云われれば読みますけどね。
2007.01.12
演劇ぶっく 2007年 02月号
まぁそれなりに色々載ってます(笑)
そこそこ黒いのとか、「市川染五郎・阿部サダヲ」とか「山内圭哉・福田転球」とか。
で、演ぶチャートのハガキもついてるから、とりあえず2冊購入。
いや組織票とかそんなんじゃなくて(そういう意味もあるか)、ハガキは僕とかみさんが別々に。
意見がまとまる筈がないから(笑)
あ、そんなことより嬉しい記事がありました。
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2007.01.05
BRUTUS (ブルータス) 2007年 1/15号
現在発売中の「BRUTUS」誌。今、世界は空前の日本ブームなのだそうだ(笑)
そうかぁ?そうとも思えないけどなぁ(笑)
ま、それはいいとして、表紙デザインを見れば一目瞭然で手に取るしかない寸法です。
しかも別冊特別付録には大友克洋が多分このために描き下ろした新作らしき「公園」が所収。
こりゃ買わなきゃ仕方がないでしょ。
他人が「大友克洋」をどう捉えているかには興味がないので、大友克洋論はうざいだけなのですが、
これは志を同じくする方々にはマストバイですよとだけは伝えたいです。
2006.11.13
演劇ぶっく 2006年 12月号
「大人計画フェスティバル」の特報が載っています。
なんかバカみたいに楽しそうで、羨ましいです。いいなー。
僕は学園祭なんて楽しめるタイプじゃなかったですからね(笑)
あと野田秀樹ロングインタビューが載ってます。
ロングインタビューって云うほどのボリュームでもないんだけど、なかなか興味深い発言を
引き出してます。
2006.11.04
「そばびと」[編集]FBC福井放送「そばびと」製作チーム
僕は基本的に蕎麦の人です。
最近になって「うどん」も結構食べる(別に映画の所為ではない)し、
素麺だってラーメンだって好きですが、基本は蕎麦です。
福井県では蕎麦と言えば「越前おろし蕎麦」ってことになります。
冷たいおそばの上に辛味大根おろしを載せてダシをかけてある蕎麦です。
僕は、何でも食べるけどね。おろし蕎麦でも、かけ蕎麦でも、ざる蕎麦でも。
そりゃおいしい蕎麦屋もあれば、あんまりおいしくない蕎麦屋さんもあります。
でも僕は単に蕎麦が好きだから大概は文句も言わずに食べます。
だから福井県に蕎麦屋さんはたくさんあるけどグルメぶった名店巡りなんてのは性に合いませんでした。
間違いなく蕎麦は僕のソウルフードなんだけど、県内には蕎麦となると通ぶった人や通ぶった解釈が多く、そんなのに嫌気が差してることもあるかもしれません。
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2006.09.23
The Disney Poster Book
カミさんが欲しがってます(笑)
ディズニーの劇場用オリジナルポスターコレクションのようです。
確かに、こう云うのは絶対にクラシックものがいいんですよね。
デザインとか色彩も大胆だし、自由だし。
回収したいと思いますが、結構な値段します。
オフィシャルだと¥5,250。amazonで¥4,284。
奇しくも競馬は先週少し勝ったし、今週も柳の下のどぜうを数匹捕まえて、プライオリティの高い書籍・CD・DVDを一気に回収したいと思います。